2023年度日本のエホバの証人の活動報告
エホバの証人の週日の集会(2024/2/12-2/18)。2023年「奉仕年度の報告に関する支部からの発表」が読まれる。
世界的活動については昨日までの内容で大本営発表っぷりを指摘。今日は日本の報告について。エホバの証人日本支部から、これがホントの大本営発表。
日本では
- 毎月平均8万9612件の聖書研究が司会され、前年度から20%近い増加
- 正規開拓者の人数は7万850人の新最高数
- 2,106人がバプテスマを受けた
とのこと。
日本のものみの塔研究数、2016年比半減
「1.毎月平均8万9612件の聖書研究、前年度から20%近い増加」から。
日本のものみの塔レッスン数、2017-2020年の数値が不明で欠落している。
とはいえ、明らかに2023年度で前年比20%増えてどうなんだ?という状態。2016年と比べると半減に近い。非常に喜ばしい事態。
エホバの証人日本支部にとっては壊滅的状況。レッスンの数は、コロナ禍の前年に対して増えたと、それくらいしか言えない状況。
エホバの証人、たった100時間の布教で自分の時間のすべてを捧げていると言えるの?
日本のエホバの証人、開拓者人数は横ばいだが・・・
続いて、「2.正規開拓者の人数は7万850人の新最高数」。
2016年以降、ほぼ横ばいに見えるが、微妙に新最高数らしい。しかし、これは布教時間ノルマを押し下げての新最高数だから、何の意味もない。
肩書きだけの正規開拓者。
※正規開拓者の月間布教時間ノルマの変遷
- 1999年より前:90時間
- 1999年から :70時間
- 2023年3月から:50時間
日本のエホバの証人、バブテスマ数の惨状
最後、「3. 2106人がバプテスマを受けた」。
下記バプテスマ数の推移は、『近現代日本とエホバの証人』より。
2023年度の日本のパブテスマ数、一応、前年比ではわずかに増えているんだけど、もうそういうことすら言わなくなった。「2,106人がバプテスマを受けた」とだけ。
エホバの証人は、「2,106人と言われても、多いのか少ないのか分からないんだけど!」なんて、もっともなクレームを言わない。人数さえ言っておけば「2,000人も!!」となる情弱っぷりなので、多くを語らないのが運営側としては賢いのかも知れない。
エホバの証人の日本のパブテスマ数は、1993年の13,000人を頂点に右肩下がりの斜陽産業化。2023年度、日本のパブテスマ数は1993年から83.8%減少。喜ばしいことで。