聖書の記述、鳥責めからの獣責め
聖書の非科学的さ。昨日までの一連の記事の続き。Twitterで有識者に教えてもらった聖句で、夏休みの聖書自由研究。
レビ記14章に恐るべき記述がある。病気が癒えた人を浄める方法として、下記。
- 鳥を殺して、その鳥の血を7回、対象者にかける。
おいおい、そんなことやったら余計病気になるよ。あと、「血を食べてはいけない」とか「輸血しない」とか言っているのに、病気が癒えた人の皮膚にはかけちゃうんだね。傷口が完治してなかったら、鳥の血が体内に入っちゃうけどね。
この記述の、いったいどこが科学的なのか。
まだまだ続く。鳥責めを乗り越えたら、待っているのは獣責め。
鳥の血で病気にならずに8日間生き残ったら、羊3匹、上等の麦粉と油を献上する。
この頃から、搾取するシステムがキッチリ作られていたんだね。しかも、病人から。病気を治したいばかりに、こんなバカげたことに付き合っちゃう。現代のエホバの証人も似たようなものだが。
そして、動物責め。搾取された羊の血を体につけられる。
- 耳たぶ、手足の親指に羊の血をつける
いやいや、またこれも病気になるって。汚いよ。羊の血。現代エホバの証人は、散々輸血拒否で血を避けているのに、当時の病み上がりの人は、動物の血を体につけられていた。これは余計に病気になるよ。
カビにも血で対抗、聖書の記述
続いて、同章レビ記14章の後半。家の中にカビが生えた場合。またまた大好きな血が出てくる。
- 鳥を殺して、その血を家に7回かける
そんなのしたら、害虫とか血に飢えた動物が寄ってくるよ。家が臭くなりそうだし、何より不潔。これのどこが科学的なのか?
エホバの証人のご都合主義は、この最狂非科学なレビ記14章をスルーして、
11章や13章の記述を持ってきて、「聖書は公衆衛生に関して科学的だ」と言っているところ。おいおい、動物や鳥の血をバラまくのはどこいった?公衆衛生逆行ですよ。
聖書のこれらの部分の、いったいどこが科学的なのか?
エホバの証人の言いわけとして、「旧約聖書は、律法下のイスラエル人に適用されるものだから、現代人にそのまま当てはめることはしない」とか言い出すんだけど・・・
だったらレビ記要らないじゃん。
この部分は直接当てはめ、この部分は現代人に当てはまらない「原則」だとか、好き勝手に適用しているだけ。
この部分は科学的、この部分は昔の話だから魔術・呪術がかっていても関係ないと。好き勝手に取捨選択しているだけ。
同じレビ記のしかも、11章、13章、14章と似たような部分でその勝手な取捨選択が行われている。結局、好きなように聖書解釈を弄んでいるだけ。そして、特別、聖書は科学的でもない。
One Reply to “聖書の非科学的描写:レビ記のサイコな記述、鳥と獣の儀式”