エホバの証人の大会への潜入、子どもの姿と高齢化の現実

エホバの証人の小学生に遭遇

昨日の記事の続き。エホバの証人の大会に潜入。有明アリーナへ。

最寄り駅から、「暑いな・・・」と思いながらぼんやり歩いていると、いきなり遭遇。エホバの証人の親子連れ。

母親と小学校低学年くらいの子ども。いきなり遭遇しますか。問題の子どもに。今日は平日ですよ。学校は?

子どもは、七分丈ズボンだけど、フォーマルな格好をしている。背中にリュックサック。リュックサックの外側のポケットに水筒。

この子の水筒を見て、涙が出そうになった。私もこの子と同じ年齢の頃、エホバの証人の大会に連行されていた。大会が、今日と同じような真夏の暑い日だったこともある。やはり、水筒を持参していた。

今朝、うちの子どもは「プール開きだー」「暑すぎてプール入れないんじゃないか?」と、謎の要らぬ心配をしながら登校していった。かたや、クソ暑い格好で、一日しょうもない宗教講話を聴かされる子ども。

感情を抑制する能力がなかったら、私はこの場で号泣していたよ。目の前のエホバの証人の子どもの立場で涙を流し、かつての自分を思い、また涙が流れる。

エホバの証人の子どもは少なくなったと言われているのに、いきなり、子どもの信者に遭遇するというのは、天がオレに「前に進め!」と言っている。いまだにエホバの証人に囚われたままの子どもがいる。大粒の涙を、心の中で流しながら大会会場へ向かう。

エホバの証人被害者の子どもは少なくなったと言われてはいるが、子どもが多い少ないではない。目の前に、かつてのオレと同じ、悲劇のどん底にいる子どもがいる。できることをやるしかない。

大量のエホバの証人に遭遇

会場が近づくと、うじゃうじゃとエホバの証人が増殖し始める。どうやら、2つある最寄り駅の違う駅の方が多用されている様子。

歩道を行列になって歩いているエホバの証人を見て、かつて「大群衆」とか言っていたなと思い出す。エホバの証人はその一体感に酔って、自身の状況を客観視できなくなっている。

私はこの中にいたときから、この一体感に恥ずかしさを感じていた。なので、出来ることなら、「大群衆」に混じって歩いている姿は誰にも見られたくなかった。

今回、観察したエホバの証人の行列、パッと見たところ女性が多い。子どもはさすがに少ない。男性は高齢の人ばかり。

あとで会場に入って気づいたのだが、壮齢の男性は、恐らく会場内で何らかの役割があって、早めに集まっている様子。会場内には係員っぽい雰囲気で、若めの男性も多くいたので。

とはいえ、男性に順番に役割を振っていくと、男信者の残りは高齢者ばかりになる。やはり、よく言われているように、高齢化現象はエホバの証人にも及んでいるということだろう。

明日の記事に続きます。


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