エホバの証人という地獄の沙汰も金次第。プリンス、マイケル・ジャクソン

エホバの証人の芸能人

『芸能人と新宗教』、第三章「海外の芸能人も新宗教にハマる」から。

本章によると、プリンスの死には

エホバの証人の信仰が深くかかわっていた

私にしてみると、プリンスって誰?なのだが、カリスマミュージシャンらしい。そのプリンスの死因は鎮痛剤の過剰摂取による中毒死とされている。

鎮痛剤を過剰投与したのは、深刻な股関節の疾患を抱えていたからです。それを治すには手術が必要だったのですが、エホバの証人では輸血を禁じているため、手術ができず、鎮痛剤に頼らざるを得なかった

エホバの証人が命がけで輸血拒否するのは目立ちたいから。これこそ無駄死に。鎮痛剤が大量に必要なほど、まさに痛い話。

もっとも「ふさわしくない」マイケル・ジャクソン

続いて、エホバの証人2世として登場するのが、マイケル・ジャクソン。

あまり詳しくはないが、マイケル・ジャクソンは私でも知っている。とはいえ、そもそもエホバの証人2世だった私はこういった一般的な音楽を聴くことがほとんど許されなかった。

歌詞に「キス」とか「抱いて」とか「殴る」といったエホバの証人的不適ワードがあるとすぐに却下。「ふさわしくない」と母親に禁止される。

洋楽は歌詞が英語だったりするので言葉の意味がよく分からない。すると歌詞内に不適ワードがあっても気付かない。よって、気付かないうちに悪影響を受ける、という理由で洋楽は禁止された。

これは暴論で、理解できない言語から何らかの影響を受けるわけがないのだが・・・。

とはいえ、英語のエホバの証人の賛美の歌とかは気分的に聴きたくない。英語の歌を聴きとれるほど英語耳が達者ではないので、何を言っているのか分からないのだが、気分的にNG。偽神や憎き悪の組織を讃えたりはしたくないから。

なので、私が両親に洋楽を禁止された理由も気分的な問題なのだろう。その気分的に最も「ふさわしくない」ジャンルと思われるのがマイケル・ジャクソン。

そのマイケル・ジャクソンが実はエホバの証人だったというのが皮肉な話だが、

かなりの額を教団に寄付していた

ので、寄付さえすれば多少のエホバの証人的「ふさわしくない」創作活動も多めに見られる。逆に末端信者の言動は厳しく取り締まられるのだが。エホバの証人という地獄の沙汰も金次第。

この傾向は日本でも同様で、『クレヨンしんちゃん』がものみの塔の矛盾を明らかにしている。私の子供の頃、両親に例のごとく『クレヨンしんちゃん』は「ふさわしくない」と言われたのだが、当の作者が実はエホバの証人だったりする。

マイケル・ジャクソンの件は面白いので明日も続けます。


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