エホバの証人解約のための究極の質問
ネットでダウンロードできるJW(エホバの証人)解約資料の第8弾『自分の妻が JW と研究を始めてしまった時の対策』より。
この資料にもエホバの証人解約のための議論の方法がまとめられている。
資料第7弾でも「究極の質問」集が掲載されていて、十分まとまっていた。本資料から抜け漏れを補足。効果的なのはストーリーになっている第7弾の「究極の質問」だと思われるので、今回のは補足。
エホバの証人が信者を増やしたい理由とは?
まずは一つ目。
真理を知らなくても不義の復活でどっちみち復活できる
これは、エホバの証人の活動そのものが抱える矛盾。
エホバの証人が信者の勧誘に躍起になっているのは、少しでも終わりの日「ハルマゲドン」の生還者を増やすため。という設定。しかし、真実は組織維持のための信者の増殖。これがエホバの証人組織そのモノの目的と化している。単に信者を増加させたいという無意味な目的。自己目的化。
信者を増やして政治的発言力を増したいとか、国家転覆したいといったカルトっぽい目的があるわけではない。無論、救いという清浄な目的でもない。カルトに救いがあるわけない。
組織そのモノの維持が、現在のエホバの証人組織の目的。組織維持のために信者を増やしたい、せめて大幅に減らさないというのがエホバの証人組織の目的。有名無実。
とはいえ、信者たちはそんなことに気づいていない。熱心に布教活動を行い、人生を損じる被害者を道づれにしている。信者本人は良かれと思い、救いになると信じて布教活動を行っている。
それが違いますよ、というのが論点。「カルトですから」という本音は置いておいて教理の矛盾を指摘する。エホバの証人には「不義の復活」という独自の、都合の良い教理がある。
エホバの証人の「不義の復活」とは
「不義の復活」とはエホバの証人のことを知らずに死ねば、ハルマゲドン後に復活できるというエホバの証人独自の教理のこと。書いていてバカバカしくなってきたのだが、そんな教理がある。
確実にあり得ない「ハルマゲドン&復活」というウルトラぶっ飛び級のトンデモ教理を、一旦ありとしておく。エホバの証人以外を滅ぼし尽くすハルマゲドンとかつてのエホバの証人の復活。
そして、エホバの証人に出会わなかった幸運1000%の人々も、ハルマゲドン後の地上の楽園に復活する設定。これが「不義の復活」。
「不義の復活」に該当するためには、エホバの証人に遭遇しないことが必須。するとあら不思議。エホバの証人が頑張って伝道して、信者を増やそうとするのは「不義の復活」候補者の削減活動。まさに「不幸の伝道者」。
「不義の復活」はハルマゲドン前に死んだ人限定だが、ハルマゲドンまでに「不幸の伝道者」であるエホバの証人に遭わなかった人も、生還できる可能性があるという設定になっている。
エホバの証人として伝道したことがある人なら分かると思うが、エホバの証人の話に耳を傾ける人などほぼ皆無。であれば、無駄にエホバの証人に遭わない方が生還の可能性が高まる。
そんな教理の矛盾を抱え、なぜか必死に布教活動するエホバの証人。全体的にギャグですか?というのがこの議論のポイント。そう。エホバの証人は人生かけて冗談活動をしている。哀れでならない。
“「不幸の伝道者」であるエホバの証人の生涯をかけた冗談活動とは・・・” への4件の返信