ものみの塔の財産の推移
インターネットで閲覧できるエホバの証人解約資料より。資料のダウンロードはJW解約-エホバの証人の真理を検証する
この資料の「消えた102億円の謎」というスキャンダルについて、ものみの塔協会がエホバの証人から搾取した102億円の寄付金を使い込みで触れた。
資料内に登記簿謄本が掲載されている。エホバの証人日本支部の102億円の使い込みも驚きなのだが、財産推移の激しさも驚異的。
ものみの塔協会の基本財産の推移は以下
- 1995年以前 224億円
- 1995年には 122億円
- 1999年には 152億円
- 2000年には 187億円
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2001年には 193億円
1995年以前に224億円あった基本財産が1995年の暴落で122億円に102億円減少、ところが2001年には193億円まで復活。1995年に株ですった(と思われる)102億円のうち71億円を6年で取り戻している。
これはお得意の株式運用で増やしたのかも知れないが、投資担当者は大損の責任を取らされて排斥処分になった噂もある。基本的には、エホバの証人信者の寄付金で増やしたと想定される。
エホバの証人の集会所である王国会館の土地・建物などの売却益も含まれるのかも知れないが、それも元はすべてエホバの証人信者の寄付金で賄われたもの。
エホバの証人1世帯あたりの寄付金額はいくらか
ものみの塔は、エホバの証人から得た寄付金で、1995年から2001年の6年間で71億円のプラス収支だった。本部の海老名ベテルの維持費・宗教本の印刷・配送費用、ものみの塔専業信者の生活費、上層部の享楽費用を差し引いても、71億円のプラス。
いったい、日本中のエホバの証人はいくら寄付しているのだろうか?計算してみた。
6年間で71億円のプラス収支。半分は支出があったと推定して、エホバの証人からの集金額は6年で140億円程度。1年あたり23億円。日本のエホバの証人は20万人、世帯数にすると8万世帯ほどか(1世帯あたり2.5人とした)。
すると、1世帯あたりの寄付金は年間3万円弱。さほど多くない気がするが、エホバの証人は低収入なのでこんなモノだろうか。逆に体で労働時間として支払っているのは、年間何百時間と膨大。
母数のエホバの証人が多いので、各家庭の寄付金が少なくても、本体のものみの塔は潤う。まずはエホバの証人の人数を減少させるのが先。そして、ものみの塔を崩壊させ、貯め込んだ財産をすべて吐き出させ、エホバの証人の救済に充てるべき。