エホバの証人サイトに意見書掲載の件で、立教大学へ電話
日本のエホバの証人公式ウェブサイトに立教大学の渋谷という名誉教授の意見書が掲載されている件。
立教大学に苦情を申し入れるが、1ヶ月半経過しても無反応。そこで大学に直接電話を入れる。
「そちらの渋谷という名誉教授の活動について問い合わせを入れているのだが、返答がないのだが?」
問い合わせに入れて頂いた内容は受け止めております。特にお返事とかはご用意してなかったんですけども
「まだエホバの証人サイトにこの人の意見書が載ったままですが?」
そうですね・・・ご検討くださいというふうにご助言頂いているんですけども、こちらとしては削除依頼は出していない状況なんですけども・・・
「あぁ、出さないってことですか?」
そうですね。はい
「その理由をお聞きしたいんですが」
理由はちょっとお伝えはできないんですけども・・・お伝えはできないというか、お相手のエホバの証人の公式ウェブサイトさんが流用されてて、個人とのお話で、個人に了解取っているのかもちょっと分からないんですけども、立教大学として何か申し上げることはないのかなと判断した次第です
名誉教授だと、大学としては関係性が薄いので余裕のスタイル。なので、とくに何か調べたようではない感じ。
大学側との温度差
サイトのぱっと見だと、この意見書は「抜粋」と書いてある。なので、どこかの論文からの引用だと、大学側は認識している様子。渋谷という名誉教授と教団側が直接握っているケースを、想像もしていないのだろう。
実は、「抜粋」と記載されているのは他の御用学者を含めたすべての意見書に共通。エホバの証人特有の英語からの翻訳時に生じる意味が(意図的なのか無意識なのか)不明瞭になるアレだろう。「王国会館」みたいなの。
だから、これは私の想像に過ぎないが、この渋谷君の意見書は抜粋でもなんでもなく、エホバの証人からの依頼で書かれたモノなのではないかとにらんでいる。この意見書のタイトルでネット検索しても、『日本のエホバの証人公式ウェブサイト』しか出てこない。これもその理由のひとつ。
憲法学者としてのプライドをくすぐられるようなエホバの証人の甘言に唆されて書いたのか、それ以外の何らかの理由なのか。
カルト宗教団体に公開論文を流用されたのと、カルト宗教団体に依頼されて意見書を書きあげたのではだいぶ状況が異なる。この辺り、お互いに想定にすぎないのだが、この辺の感覚の差がお互いの温度差かと。
明日に続きます。
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