「愛情注ぎまくり暴力なし」の教育方針が、エホバの証人にとってヤバい理由

エホバの証人親のヤバい光

エホバの証人の親の「懲らしめの鞭」の代わりとは

エホバの証人と懲らしめ(体罰)について最近Twitterで発見したことがある。

かつては、ものみの塔が懲らしめを推奨というか”やれ”と指示をしていた。それが、現在は世情に合わせて、「懲らしめの鞭というのは実際の鞭ではない」と、体罰非推奨の立場に様変わり。まるでカメレオン。

エホバの証人の親が、現在の協会の指令通りに体罰以外の鞭を行使すると、どうなるのか、怖い気もする。精神的な鞭なのか、食事抜きとかなのか(動物かよ)?

どちらにせよ、何らかの罰がないと、子どもがエホバの証人活動に従事するはずがない。つまらないし、ダサいし。友達と遊んだほうが一千倍楽しいから。では、どうやってエホバの証人の親は子どもを縛るのか?

体罰はダメとなると・・・言葉で精神的に抑圧したり、恐怖心を煽ったりして支配下に置くとか。こっちも相当根が深い。闇が垣間見える。

もしくは、

親の愛情注ぎまくりでエホバの証人活動に従事させるか。これは一見、宗教としては正しそうな道。でありながら、やっている宗教がカルトというのは恐怖。このパターンが一番ヤバい。

体罰と虐待によるエホバの証人の幼児教育 子どもの心が無くなる 王国会館は2世ロボット製造工場

変態的な懲らしめという児童虐待の犠牲者であるエホバの証人2世

「愛情注ぎまくり暴力なし」のエホバの証人の教育方針は激ヤバ

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『てい少年と悪魔サタン』~姑息なものみの塔協会のやり口

未来は僕らの手の中

未来は僕らの手の中

昨日紹介した『私はこれでカルトをやめました。~人生搾取されたけどまぁいっか~』というAmazonのKindle本の続作。

こちらの『てい少年と悪魔サタン』も、作中では「エホバの証人」とは言及されていないが、明らかにエホバの証人2世信者の話。前作の続きではなく、前作を踏まえて、小説チックに仕立てられている。

タイトルの通り、少年期だけでスパッと終ってしまうのだが、伏線も幾つか回収されていないので、次作に是非期待したい。

作中に『バックトゥザフューチャー』の話がほんの一瞬出てきて(これだけでストーリー内一番の伏線を回収できているのだか・・・)、年代的に同年代40代の著者に大きく共感する。トランプのモデルになったあの人が懐かしい。

あとがきに、面白い面白くないのどちらにしても感想を教えてくれと書いてあったので、感想。

「面白い」

『夢を叶えるゾウ』のような雰囲気があるのだが、それとエホバの証人独特のサタン思想が相まっているという初期設定の段階で秀逸。この設定に乗っかって、子ども時代の辛酸が見事に吐き出されている。

我々カルト2世信者が失いがちな希望と、未来はいつも『今』の先にあり、未来はいつでも自分が握っているという、永遠不滅だが忘れがちな事実が軽いタッチで表現されている。

卑劣なものみの塔のやり口

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『私はこれでカルトをやめました。~人生搾取されたけどまぁいっか~』

エホバの証人の児童虐待

エホバの証人の子どもが強制される事実の誤認

AmazonのKindleで読めるエホバの証人脱会本。

私はこれでカルトをやめました。~人生搾取されたけどまぁいっか~

作中ではエホバの証人とは書かれていないが、明らかに脱会者の元エホバの証人2世の体験本。

物心ついた頃からのエホバの証人2世で、成人後に解約した体験が綴られている。著者は、恐らく私と同じ現在40代の男性。相通じるところが多い。

著者は、幼稚園に行かずエホバの証人漬けの幼少期を送る。

まだ世間を知らない子供にとっては今見ている世界が常識

幼稚園や保育園に行っていないのは私と同じ。小学校に入るまで、エホバの証人以外の人間に接する機会がほとんどないので、エホバの証人の世界が常識だと思い込んでしまう。エホバの証人による洗脳手法。

単なる常識なら殻を破れば良いのだが、

常識を通り越して事実と誤認してしまうことが、子どものカルト被害者にとっての恐怖私も、エホバやキリストの存在、ハルマゲドンというこの世の終わりの到来を事実として誤認していた。

周囲の大人たち全員が全員、真剣に

「サタンが~、エホバが~、ハルマゲドンが~、楽園が~」

と言っている。これを疑ってかかるというのは、他の世界を見もしない、知りもしない幼児には不可能。

友達ができないエホバの証人

今すぐエホバの証人をやめるべき理由~永遠の命というものみの塔の嘘

児童虐待というエホバの証人の罪

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