行動につながらない学問は宗教2世問題に容喙するな
『みんなの宗教2世問題』6章「改めて宗教2世問題を展望する」。
3章で、エホバの証人、ハッキリ言って邪魔。少なくとも日本には不要。の記事で触れた論考について。
行動につながることがない、私にしてみれば中身のない内容だったのでさほど触れなかったのだが、最終章で以下のようにまとめられている。
無神論、ナショナリズム、科学主義、世俗主義、資本主義などが疑似的な宗教として機能していて、私たちは多神教と偶像崇拝の世界を生きていると論じる
そういった疑似的宗教がカルト化しているからという理由で、統一教会やエホバの証人のようなカルト宗教2世問題を矮小化しようとするよくある腐った論調。
いやいや、そういう疑似的宗教の危険性は分かってるっての。
とはいえ、宗教2世を論じる本に寄稿しといて、疑似的宗教について個々人が考えていく必要がある、みたいなので結論とするのはおかしいだろ。
考えているあいだにエホバの証人2世はお尻を叩かれ、家庭は崩壊し、輸血拒否や体罰で死人まで出ているわけで。現在進行形の宗教2世という問題に対して、行動につながらない学問は必要ないっての。
多神教歓迎。偶像崇拝問題無し
“潰せるカルトから潰していけば、世界は必ず良くなる” の続きを読む