エホバの証人のマインド・コントロール、騙しの本質とは?

エホバの証人のマインドコントロールする者、される者

『マインド・コントロール 増補改訂版』「第二章 マインド・コントロールは、なぜ可能なのか」

操作される側は、操作する側を絶対的に信頼しており、操作する側は、その信頼感を利用して、経済的、身体的、心理的、性的搾取を行うのである。逆に言えば、操作する側は、操作される側の払った犠牲によって利益を得ている

エホバの証人の場合、操作される側とは、エホバの証人。マインド・コントロールする側は教団側。教団側は信者から寄付金をせしめ、労働時間を搾取する。その金と時間の上に組織が維持される。さらに、心理的に依存させ、自立心を奪う。

そして、エホバの証人の場合、もう一つの関係性がある。マインド・コントロールされた者がマインド・コントロールしようとする。

マインド・コントロールするのは親から子へであったり、組織内の役職上位者から下位者へであったり、信者歴の長い者から短い者であったり、大人から子どもであったり。

立場の弱い者から信頼を得て、少しでも優位に立とうとする。そして、その先に搾取が待っている。その搾取が最も醜い形で表出したのが、エホバの証人の子どもに対する児童性虐待。

エホバの証人日本支部へ電話、児童性虐待について問う

騙しの本質とは・・・

対等でない関係が、マインド・コントロールが解けた時、多くの人が、自分は「騙された」「欺かれていた」と感じるゆえんでもある。コントロールを受けていた人は、自分が抱いていた信頼関係を、悪用されたと感じる

私も当然のように感じた。「やられた!」と。エホバの証人に騙されていた、と。

いわゆるカルト宗教による洗脳やマインド・コントロール。オウム真理教とか統一教会が、そういったいかがわしい類のモノだと認識していた。しかし、まさか家族丸ごと長年やっていた宗教エホバの証人も、全く同じいかがわしいモノだったとは!騙された!と感じた。

エホバの証人2世の洗脳が解ける瞬間~ラッセルの墓はピラミッド

そして、そのことは、騙すという行為の本質でもある。つまり、マインド・コントロールは、もっとも本質的な意味で「騙す」「欺く」ということに等価

信頼関係を使って、他人を操作し搾取する。これがマインド・コントロールであり、騙しの本質。

私が唯一真理。唯一信頼できる者、と羊の皮をかぶって近づき信頼を得て、人生そのものを搾取する。これがエホバの証人のマインドコントロール。


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