ものみの塔協会がエホバの証人2世に施す有害な性教育
本記事は、過剰に性的な内容を含みます。不愉快な方は閲覧をお控え下さい。
ものみの塔協会は、信者に中途半端な情報だけを与えた挙句、それらの何もかもを禁止する。禁じておけばいいと考えている。ゆえに、刺激を求める若年層の信者は、余計に多くのものを求めてしまうという弊害が生じる。
エホバの証人は過激な性教育を幼児に施す。小学校に入る前から、夫婦でも肛門や口を使ったセックスは禁止だとか、結婚を前提にした交際であれば手をつなぐのはOK。しかし、婚前のペッティングやキスはNG。こんなことを教わる。
エホバの証人の子供たちは、性に関する情報だけを与えられる。すると、思春期になると放っておいても高まる性欲にさらに拍車がかかる。とはいえ、エホバの証人がセックスできるのは結婚してから、マスターベーションは禁止。
エホバの証人が結婚できるのはエホバの証人とだけで、清らかな交際をした後。未成年の間は、男女交際など一切認められない。しかもオナニー禁止。未婚のエホバの証人は高まる性欲を発散する術を持たない。しかも、
エホバの証人2世はこの性に関する戒律を破ると、神にハルマゲドンで滅ぼされると洗脳されていて、にっちもさっちもいかない。
ものみの塔協会のもたらす有害な情報
過剰に情報供給した上でそれら全てを禁止するものみの塔の体質。この性悪は特に性に関する事柄に顕著なのだが、他にも事例はある。日本国内ではドラッグやエイズなど、問題にもなっていない頃から、ものみの塔の宗教本では大々的に扱われていた。
私がエホバの証人2世だった1980年代から90年代のこと。信者たちは、エホバの証人の本部がニューヨークにあるので、情報が誰よりも早いのだと誇らしげに語っていた。しかし、
世界の悪い情報を誰よりも早く知って、何を得するというのだろうか。町民全員が顔見知りのような一昔前の片田舎。平和な農村に麻薬やエイズだとか若年層のセックスによる弊害だとか、そういった有害な情報をエホバの証人は撒き散らしていた。
知りもしなければ、害を受けるはずがない。エホバの証人たちは、有害な情報を知ることで自らその害を引き寄せている。
一方、無知は罪であるという考え方もある。知る必要があるならば、有益な情報元から学ぶべき。ものみの塔のように一方的に都合の良い情報だけを供給する組織を情報源としてはいけない。
エイズ患者やドラッグなどに触れようもない牧歌的な田舎町で、エホバの証人2世だった私は、その存在と恐ろしさだけを認識していた。
私が小学生だった1980年代から90年代にかけて、クラスメイトの中で薬物中毒の危険性や、エイズの原因が無差別なセックスにもあると知っていたのは私だけだった。そして、頭の中ではセックスに関する妄想が無限に膨らみ始めていた。
過剰な性欲を罪の意識と共に発散するエホバの証人2世
私は物心ついた頃からエホバの証人2世として育てられてきた。その過程で数多のものみの塔の宗教本に触れてきたのだが、その中で忘れられないものがある。とある本の差し込みの写真である。
暗がりのベッドの中で、膝を抱えひとり悩む若者の写真。若年層の性の問題について扱った内容で、それをイメージさせる写真を掲載している。ムダに悩まし気な写真を見せられ、思春期直前の私に、性に関する興味を募らせた。
私は、同年代の人々に比べて、性に対して異常に強い欲求と執着を感じていた。これは、エホバの証人組織から性に関する情報を過剰供給されたことに由来している。
しかし、その性欲を正式に充たすことの出来る日は果てしなく遠い。エホバの証人はマスターベーションを永遠に禁じられている。また、結婚するまでセックス厳禁。そして結婚できる相手も厳しく決められている。
エホバの証人が結婚するには、まず自らがものみの塔に献身しなければならない。献身とは通常のキリスト教で言う洗礼の儀式のこと。バプテスマと呼ばれる。
自身が献身した上で、同じように献身した相手と健全なグループ交際を経て結婚。それからようやくセックスに到ることが出来る。果てしなく長く険しい道のり。
そんな途方もなく遠い未来を描きながら、エホバの証人2世を続けている若者もいるのかも知れない。童貞を貫きオナニーも我慢し続ける。神に滅ぼされるハルマゲドンが怖いから。
しかし、いかに精神的にタフでも、思春期の性欲を抑えきることは出来ないだろう。こっそりと自慰行為で性的欲求を叶えざるを得ない。、罪の意識に苛まれながら。
こうして、エホバの証人2世はマスターベーションの罪深さと背中合わせの快感に溺れていく。
“自慰行為の罪悪感と背中合わせの快感に溺れていくエホバの証人2世” への2件の返信