カルト宗教の特徴とは?人生を奪いにくる者はたとえ親であっても・・・

カルトの特徴

こども家庭庁の研究事業、「保護者による宗教の信仰等に起因する児童虐待に関する調査研究」報告書。第6章、当事者(宗教⼆世)調査。

「状況を変えるうえでの課題」に対する回答。

抜けることで家族との関係が絶たれることは、団体を抜けづらい⼤きな要因

宗教を抜けたくても、宗教を辞めるとなると家族と話せなくなるため、家族から離れる覚悟がないと難しい

宗教から抜けるうえで、家族との縁が切れてしまうことが⼀番の懸念である。親戚たちとの関係性が崩れることは簡単には決断できない

という回答。

宗教を「抜ける」「辞める」と家族・親族との関係が「絶たれる」「話せなくなる」「縁が切れてしまう」「関係性が崩れる」。

脱会のハードルを高くしているのがカルト宗教の特徴。脱会が難しい宗教に入っている人は、その宗教はカルトなので、一般社会に多大な迷惑をかけていることを自覚し、早々に脱会する決意を固めよう。

良心に従い宗教を脱会するときに、立ちふさがるカルト要素

人生を奪いにくる者は、たとえ親であっても・・・

家族・親族を人質にとられているので、今すぐ脱会しろ!とは言わないけど、脱会する決意を今すぐ固めて欲しい。「いつかやめたい」でなく、「必ずやめる」と決意して欲しい。

カルト宗教を「やめる」べきなのは確実。しかし、家族との縁を切りたくない。それは十分分かるが、それがカルトの思う壺。

カルト側は、簡単にやめられては困るのでありとあらゆる手段で脱会を阻んでくる。2世信者にとって最も効果的なのは、宗教親を人質にとること。

もしも宗教をやめれば親と縁切りになるのなら、その宗教はカルトで悪だし、親もまともな親ではない。悪人だと考えたほうが良い。カルト親は自分の人生の大きなくびきになる。足かせになる。早々に切り捨てたほうがいい。

私はそうして前へ進んできた。サビシイ気持ちは大いにあるけれど、そうすることで自分の時間をムダにせずに済んだ。14才のときに親を捨てると決めたので、それ以降の自分の人生を損ねずに済んだ。

後年、親のほうが宗教を脱会してきたのだが、こちらとしては14才の段階で親は切り捨てている。親子の関係性が完全に元に戻ることはない。そして、14才までに受けた被害は多大で、簡単に水に流せるモノではない。

現在、私の親との関係は没交渉というわけでもないが、それに近い状態。憎んでもいないが熱愛してもいないという状態。14才のときの親を捨てるという決断が決定的に私の親子関係を破壊してしまっている。

冷酷な決断だったが、冷静な英断だったと私は考えている。

時間の限られた人生ほど貴重なモノはない。それを奪いにくる者は親であっても許すべきではない。自分の人生は、親のモノでも神のモノでもない。自分のモノで自分自身が管理監督し責任を持つべきモノ。


“カルト宗教の特徴とは?人生を奪いにくる者はたとえ親であっても・・・” への1件の返信

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください