エホバの証人とエイズ、英米世界強国とは?ハズれる予言はカルトの証し

科学が神エホバを超えた?、いや、もともと存在しないだけ

私はほぼ生まれながらにエホバの証人2世として育てられた。1980年代から90年代前半をエホバの証人の子どもとして過ごす。最悪な幼年期、少年期、思春期だった。

エホバの証人というのは、自称キリスト教系の新興宗教。2世というのは宗教2世被害者のこと。親の信仰を押し付けられた子どものこと。

私が子どもの頃、大人のエホバの証人たちが嬉々として語っていたことに「エイズ、HIVは不治の病だ」というモノがあった。同性愛や輸血という、エホバの証人教理に背いた人類に与えられた神からの罰が、エイズという設定。

「エイズに感染すると待っているのは死だけ」という脅し文句で教えられた。「だから輸血や同性愛はダメ、神エホバを怖れよ」みたいな感じ。

しかし、エホバの証人が不治の病ともてはやしたHIVも、いつの間にか早期発見できれば発症を抑えられるようになった。

新型肺炎の対処薬としてHIVの薬が使われていると聞き、ちょっと調べてみるとHIVはもはや死の病ではないとのこと。

科学が神を超えた。そんな簡単に超えられる神エホバはやはり偽。いやいや、騙されちゃいけない。元から存在しないんだって。

ものみの塔協会、予言に保険が付いてる時点でアウト

エホバの証人の英米世界強国って何?

子どもの頃に受けた有害なエホバの証人教育。その中で覚えているのは世界強国という話。エジプトに始まり、メディアペルシャ、何とかかんとか・・・ローマ、最後は英米世界強国という内容。

私は歴史が好きだったので、この辺の話は面白かった。ところが、今考えるとおかしな決めつけに過ぎない。無敵艦隊で世界に覇を唱えたスペインなんかが入ってないのは絶対おかしい。

そもそも、英米世界強国とは?

エホバの証人勃興期には英国の影響力もそこそこ高かったのだろうが、今は全然。この予言のインチキさは抜群。かつての後進国だった中国の台頭を全く読めてない。

英米世界強国は最後の人間による支配であり、その後に神の王国が実現すると。よって我々は特別な時代に生きていると。それがエホバの証人の主張。

似たようなことを1世紀以上言い続けている。その間に数多の被害者が人生を圧倒的に損ない、死んでいった。予言が当たらないのはカルトの証明、全部インチキだから。

偽予言で信者を脅し、自由意志を奪う。そして、時間や金、人生そのものを搾取する。それがエホバの証人というカルトの正体。


“エホバの証人とエイズ、英米世界強国とは?ハズれる予言はカルトの証し” への1件の返信

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください