「書かれている事柄を越えて、独自創作教理を意固地に死守せよ!」エホバの証人

あら?エホバの証人の死の記念式はぶどうジュースOK?

エホバの証人の「死の記念式」が開催されるホールへ苦情を入れている。その過程で、一部アルコール禁止のホールで、エホバの証人の死の記念式が開催されることが発覚。

なかには、アルコール禁止なのを教団(会衆)の運営側も知っており、キリストの血の表象物である赤ワインを、「水」or「ぶどうジュース」で代用する、とエホバの証人が説明している会場もあった。

いったい、どうなってんの?エホバの証人は大ウソつきですか?

とここまで書いて、ふと考えたのだが、エホバの証人の死の記念式って、「ぶどうジュース」でやるのって普通にありだっけ?ということ。そういう柔軟な対応してなかったか?

エホバの証人から、水やぶどうジュースを使うと聞かされている会場に対しては、

「それ、ウソですよ。何と言うか・・・宗教的に神聖な部分なので、水やぶどうジュースでごまかすことはないです」とまで言ってしまったが・・・。果たして?

部外者なのに、規律大好きパリサイ人みたいに、「ぶどうジュース」を使うことに文句言ってるオレのほうがおかしいのか?

と思ったけど、違うよね。

エホバの証人公式サイトの「エホバの証人について」の「良くある質問」には

ぶどう酒の代わりに未発酵のぶどう果汁を使うことも,聖書に基づかない慣行です。ある教会は,聖書的根拠もなく飲酒を禁じているためにそうしています

とあり、ぶどう果汁(ぶどうジュース)を使う教会を否定している。「聖書に基づかない」「聖書的根拠なし」と。

エホバの証人は宗教聖書原理主義者だから、「混ぜ物なしの赤ワインと言ったら、混ぜ物なしの赤ワイン」で絶対。組織至上主義でもあるから、組織の言うことは絶対厳守でもある。

「ものみの塔」(研究用)2015年2月には

​聖書​研究​者​たち​は,イエス​の​血​の​象徴​と​し​て,不純​物​の​入っ​て​い​ない​赤​ぶどう​酒​が​ふさわしい,と​いう​こと​を​理解​し​まし​た

とある。何をどうやって理解したのか全く聖書的根拠が書いてないのだが、

水や山ぶどうジュースはふさわしくないということ。「ふさわしくない」というのは、エホバの証人的にはNGを意味する。

「書かれている事柄を越えて、独自創作教理を意固地に死守せよ」

というか、実はこの晩餐の指示、聖書には「杯」としか書いてない。

杯を取り,感謝の祈りをしてから,それを渡して言った。皆,杯から飲みなさい
マタイ26:27

キリストは、「無添加赤ワインで乾杯だぜ!」とは一言も言っていない。

混ぜ物のないぶどう酒限定って、

「書かれている事柄を越えて、独自創作教理を意固地に死守せよ」のエホバの証人パターン。輸血拒否や三位一体否定、体罰なんかと同じ。自分たちの解釈だけが真理だと、信者に思い込ませるパターン。


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