進化論は揺るぎない事実だと、エホバの証人の参考文献が述べている

エホバの証人の参考文献、ナショナルジオグラフィック

エホバの証人の初学者マインドコントロール用教材『いつまでも幸せに暮らせます』のレッスン06『生命はどのようにして始まった?』の参考教材『生命の起源 ― 5つの大切な質問』。

この参考文献に

National Geographic, “Fossil Evidence,” November 2004

とある。この号の日本版、NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 2004年 11月号が手元にある。

こういった参考文献を読んで理解を深め、考察するのが、本当の研究。エホバの証人の聖書も「すべてのことを確かめなさい」(テサロニケ第一5:21)と、書いている。

というわけで、以下ナショナルジオグラフィック誌より。

ダーウィンの『種の起源』に対する、エホバの証人の虚偽

ダーウィンの

「自然選択(自然淘汰)による進化」は、一つの「理論」

あなたがもし疑い深い性分で、科学の専門用語になじみがなく、さらにはすでに膨大な量におよぶ証拠があることを知らなければ、”単なる”理論として片付けたくなるかもしれない。

エホバの証人の言いがちな「進化論」は論や説でしかないというやつ。

だが、同じ意味でアルバート・アインシュタインの相対性理論も”単なる”理論だし、コペルニクスが1543年に提唱した地動説だって一つの理論

これらはいずれも、観察と実験によって実証されており、疑う余地はない。科学者の言う理論とはそういうものだ。空想じみた推測ではなく、証拠と合致する説明なのだ

いくらエホバの証人でも、「それでも地球は回っていない」とは言わない。地動説は動かしがたい真実。進化論も同じ。創造のほうが、空想じみた妄想だということ。

だが、進化論の場合は少し事情が違う。体系だった膨大な証拠があるにもかかわらず、あまりに理論が壮大で、一部の人々には受け入れがたい。私たち人類に当てはめると、なおさら脅威に感じる人もいる

進化論は壮大すぎて、創造という固定観念に縛られた人の小さな世界では受け入れらない。体系だった膨大な証拠があるにもかかわらず。

進化論は美しく、非常に説得力のある概念だ。今や人間の健康維持に深くかかわり、世界を理解するうえできわめて重要な意味をもつ。この理論を裏付ける証拠は豊富で多岐にわたり、博物館や本などで、誰でも簡単に知ることができる。進化論は、一部の人たちが信じるだけの仮説ではない

エホバの証人自らが参考にしている文献が、進化論は揺るぎない事実だと、ここまでクッキリハッキリ書いている。生物が進化してきたのは間違いない。

エホバの証人は、この文献から、自分に都合の良いように曲解解釈引用して進化論を否定している。

その態度こそ非科学的で創造という無根拠な妄想に取り憑かれた者の態度。

もしくは、信者たちは誰も参考文献まではあたらないだろうから、適当に恣意的に引用してもバレはしないだろうというナメ腐った態度。


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