『カルトの花嫁』~カルト宗教二世を幼稚さを抱えたまま生きるには

いつか必ずすべての問題は解決する

『カルトの花嫁』8章。著者は洗脳が解けて日本に帰国しているのだけれど、この章はこの章で山積みの問題と闘っている。

ダメ夫を切り捨てたことでやっとスタート地点に立てる出走資格を得た感じ。自身の内なる問題との闘いが続く。

いかに内外に問題が山積みであろうと、一つひとつインパクトの大きい問題から解決していけば、必ず未来は開ける。問題を順番に全部解決しちゃえばいいのだから。

もしくはとっかかりやすい問題から。

問題が取っ払われることで自信もつくし、人脈や経験を増やすことができる。先に進めば進むほど楽になるはず。とはいえ、そう上手くいかないことも承知の上で一歩一歩進む。そして小休止。そしてまた進むと。ときには戻ることもあり。

あきらめない限り、道は開ける。

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カルト宗教二世の幼稚さ

カルト宗教二世は

実際に世の中を渡り歩く知恵、世の中を理解する能力を身に付けることができずに大人に

なると著者は書いている。

よく言えば純粋であり、悪く言えば幼稚

であると。

歳よりも若く見える脱会者が多いのは、ある種の心の幼稚さの現れ

世の中を色眼鏡を通して見ているカルト親に育てられると、同じような幼稚さで世界を見るようになる。

白黒はっきりさせないと気が済まなかったり、正義を振りかざし過ぎたり。とはいえ、こんな傾向の人は世の中にたくさんいて、何もカルト宗教二世に限った問題ではない。

幼稚さがあるなと思えば、たくさん本を読んで知識や常識を身につけるとか、経験者の声に耳を傾けるようにするとか。全く気を付けていない状態から少し気を配る状態になるだけで大きな変化。

私みたいに四十代になっても幼稚さが抜けない人間の場合、「ものみの塔を完全消滅させるんだ」と白黒はっきりのお子様思考。とはいえ、こんな大風呂敷の理想を掲げる奴がいないと世界は変わらない。

大枠は幼稚でも、細部は精緻に組み立てればきっと実現する。だって実現するまで諦めないから。


“『カルトの花嫁』~カルト宗教二世を幼稚さを抱えたまま生きるには” への3件の返信

  1. あけましておめでとうございます!
    今年も拝読してます。よろしくお願いいたします。

    「幼稚」すごく納得です…!
    お恥ずかしながら私自身がそうだったなと感じております。専門学校で彼氏作ったり遊びたいから高3の冬に研究辞めましたが、進学後から社会人になってもコミュ障陰キャで無駄に苦労しました。

    聖書が正しいのにって思ってたから余計世の人がわからなくて自分のこともわからず…。

    白黒つけたがる等はほんとダメですね。世渡りとか誤魔化すとかお茶を濁すとか…人との距離感や関係性では必須のスキルを知らないのは致命的でした。

    もちろん2世などで上手く立ち回れそうな人はいるかもしれません。会衆では陽キャみたいだから真相は不明ですが。

    宣教活動自体上から目線で救おうか?なので、楽園いいなと思ってる限り思考の前提が自己中心的な気がします。
    (もちろん、居心地よくて利用してたり後がなくて続けてる信者の方はそうじゃないでしょうけど…)

    エホバは陰キャに拍車をかけるんだなと、人生かけて良い勉強させてもらいました…。気付けたし、いまも何とか社会性ある人になろうと奮闘しており多少マシになったとは思いますが…こんな宗教やっちゃダメですね。

    1. こちらこそ本年もよろしくお願いいたします。
      他人との距離感、一般常識感覚の欠如、私も自身の幼稚さに注意しています。
      0か1の白黒決めつけも良くない習慣だと思います。世の中ってそんなに単純にできていないですよね。

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