カルト宗教親の親権を停止せよ、カルトの横暴を許すな

カルトの横暴を許した結果

『近現代日本とエホバの証人』から。第四章「従順の時代」総括部分。

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輸血拒否や格技拒否など、社会との摩擦が生じた際にも、日本支部は当時の日本社会の価値観や社会状況に一切妥協せず、結果として社会のほうが変容を迫られることとなった。

日本社会は、エホバの証人の訴訟により、宗教的マイノリティへの寛容・多様性の尊重・自由という「防御壁」のもと、変化を余儀なくされた。

果たしてそれで良いのか?日本社会。それはカルトの横暴を許しただけではなかったのか?

幼い頃からエホバの証人の洗脳教育を受け、周囲の大人は全員エホバの証人というダメ人間。そんな凄惨な環境で子供は自分の意思なんか持ちようがない。そんな子供が悲しい辛い思いをするのを、信教の自由という呪文のもと見殺しにする社会。これがカルトの横暴を許した結果。

今の日本社会の誤った方向、エホバの証人に対する寛容さ。カルト宗教に対する寛容さ。これを正すために提言したい。

カルト宗教に共通する本質、カルト3原則その1「自由意志の剥奪と人権侵害」

宗教親の親権を停止せよ

子供の行動に宗教上の理由で制限をかける親の親権は停止せよ。

宗教的価値観を押し付ける宗教親からは子供を引き離せばいい。

しかし、いくら宗教親とはいえ、親から子供を引き離すというのはどうだろうか?私も子供の頃は親から体罰を受け、信仰を強要された。しかし、そんな宗教親であっても、私は親として愛していた。

自身の親が宗教を強要し、信教の自由を侵害しているという理由で親権を停止。小学生くらいの年齢で施設に引き取られるとしたら。愛する親と引き離されるのは辛い。その後の人生は大きく変わるだろう。

とはいえ、週に数回のエホバの証人の集会、布教活動への連行がなくなり、給食の時に合掌するのもクリスマス会に参加するのも自由、やっても親にはバレない。つまりは体罰を受けない。

という状況ならば、それはそれで楽しいのではないか。宗教親に自由を制限されるよりは圧倒的に楽しい。血縁の親と引き離されるという苦しみだけ。しかし、その親が傷つけてくるのなら、まわりが引き離すことを考えるべき。

私の場合は後年、私自身から宗教親を捨てる覚悟を決めたので、先に引き離されようが、同じことだった。

当然、宗教親のダメ親側にも改心の機会を与える。子供に信仰を強要しないのなら、親権は回復。子供は戻ってくる。

宗教的制限、輸血や格技などに対する忌避行動はすべて子供の意思でやっているとエホバの証人は主張するだろうし、子供本人もそう言うだろう。

しかし、その子供に意思はない。小さな子にとっては例え宗教親という落伍者であっても、その親が全てだし、子供の頃から、あり得ない教義を真理だと洗脳されている。


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