エホバの証人も病気だと思って治療すべき
このコミックは、エホバの証人ともカルト宗教とも関係ない。自身の中に神様がいると思い込んで、摂食障害などを病んだ話。
主人公のたどる思考の流れがエホバの証人に似ているので紹介。他のカルト宗教にも共通だろう。もしかすると
カルト信者も、病気だと思って治療すべきなのではないか。
エホバの証人との酷似
“『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とサヨナラするまで』” の続きを読む
このコミックは、エホバの証人ともカルト宗教とも関係ない。自身の中に神様がいると思い込んで、摂食障害などを病んだ話。
主人公のたどる思考の流れがエホバの証人に似ているので紹介。他のカルト宗教にも共通だろう。もしかすると
カルト信者も、病気だと思って治療すべきなのではないか。
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昨日の記事の続き。街宣カート布教中のエホバの証人(JW)を攻略するシリーズ。
釣れたJW、○○会衆の○○さんと飛び込みで聞き専参加のJW2人。一緒にものみの塔聖書冊子協会に電凸中。論題は今でもJWが組織ぐるみで体罰を推奨しているのか。
○○会衆の○○さんを名指しでものみの塔協会側にリーク。○○会衆の○○さんは協会が間違うことがあると発言した、過去の体罰を認めた上で、かつて体罰を推奨したことは誤りだとに認めた。そして、JW公式サイトに今でも”体罰は必要でしょう”と載っている。
JWは現在進行形で間違っているのでは?○○さん間違っている宗教辞めた方が良いのでは?
オレ「実は、私ですが、ものみの塔が大きっらいというか、お宅の団体が解散しないかなって、毎日ブログとかSNSで発信している者なんですよ。世界中でエホバの証人の王国会館が児童性虐待の温床になっているとか、初代会長ラッセル君の墓がピラミッドだとか、ものみの塔が国連NGOに加盟していて、実は緋色の野獣に股開く娼婦だとか。統治体は酒好き、豪華な腕時計大好き、自己顕示欲の塊って情報発信しているんですよ」
電話の向こう、目の前で絶句するJW集団。私は電話に向かってまくしたてる。
一緒にものみの塔を崩壊させてくれるエホバの証人大募集!/エホバの証人の会衆・支部ごと排斥大作戦
“目指せ!エホバの証人(JW)の会衆丸ごと集団排斥” の続きを読む
昨日の記事の続き。街頭カート布教中に網にかかったエホバの証人(JW)。○○会衆の○○さん。私と一緒にものみの塔聖書冊子協会に電凸することに。論点はエホバの証人界での体罰の有無。他にJW2名が飛び入りで聞き専参加。
公式サイトに今でも”体罰が必要でしょう”と書いてある。それを電話先のものみの塔電話番2人目に指摘。○○会衆の○○さんにも確認してもらったと名指しする。
も2「・・・はぁ」と電話の向こうから不満が伝わってくる。○○会衆の○○さんに対してか、それともエホバの証人を名指しするオレにか。
オレ「○○会衆の○○さんがですね。体罰してたって言うんですね。かつて。それはお宅の協会が、体罰をこの公式サイトに載っている出版物みたいに推奨してたからなんですよ。そして、今でもこうして、この古い本が公式サイトに載っているということは、現在でも体罰を推奨していらっしゃるということですよね?」
も2「モニョモニョ」
オレ「おい・・・YESかNOで答えろ」
“ものみの塔聖書冊子協会、体罰推奨していたの?回答はYes or Noで。” の続きを読む
朝8時、時間を潰している体を装って、街頭でカート布教中のエホバの証人の様子を観察していたら・・・先方も休憩中のミドル紳士エホバの証人に話しかけられる。まずお前が名乗れと。
オレ「お名前は?所属は?部署とかないんですか?」
エホバの証人(JW)「○○会衆の○○です」
オレ「ところで、お宅の宗教って体罰してるんですよね?最近話題の鞭の宗教ですよね?」
JW「いいえ、一昔前は鞭があったんですけど、今は無いんですよ」と、イヤーンな柔和顔。
オレ「いやいや、今も推奨してますって」
私のカバンの中からタブレットを出して、jw.orgを検索。『あなたの家族生活を幸福なものにする』を相手のJWに見せる。10章『愛をもって懲らしめる価値』
“街頭カート布教中のエホバの証人(JW)を攻略する” の続きを読む
2世信者の救済だけが私のゴールではない。カルトの消滅。少なくとも私の知る限り100%カルトのエホバの証人には消え去って貰わなければならない。と昨日の記事で書いた。
宗教2世が特に問題視されている現状、信教の自由がカルトにも適用されるという既存の枠組。こういった土台の上のストーリーに何となく違和感を覚える。
今はたまたま信教の自由がカルト信仰にまで適用されているけど、それはおかしい。おかしなモノはおかしいと直してやらないといけないし、愚かな行為は正すべき。それが例え、信教・信仰の自由という触れるべからずな領域であっても。
この点に価値観の転換が必要なのと、エホバの証人憎しという私のエゴが発端なので、誰にでも簡単に理解して貰えるものではない。
誰にでも共感を得られるのは、不条理に生まれのせいだけでカルトを強要されている子供、2世信者の被害。分かりやすいところから攻めるというのなら全然良いのだけど、私は、最終的にはエホバの証人そのものに消滅して貰いたいわけで。
やはり最近の宗教2世だけが注目を集めているのとは隔世の感。自身が宗教2世でありながら。
“『「神様」のいる家で育ちました』、ラストに素敵な言葉が” の続きを読む
『近現代日本とエホバの証人』。結章「日本のエホバの証人における<本部志向>とは」。
結章、序盤でエホバの証人とは何なのか?を簡潔明瞭にまとめてある。分かりにくいエホバの証人本人の話を聞くよりここを読んだ方が分かりやすい。まずは宗教お約束の救済について。
エホバの証人における救済の時期は、来世や没後の話ではなく、基本的には信者の存命中における救済を前提としている(=救済の切迫性)。ここにおいて個人がなすべきことは、どうすれば幸福になれるかを考えたり、社会を改良したりすることではなく、神の介入の時を辛抱強く待つこと
そんなエホバの証人は「神の介入」を待っている間に死んじゃうし、年齢を喰っちゃう。そうしてやがて1世紀。
どうすれば幸福になれるか思考放棄、人生の舵取りを他人任せにして、ひたすら耐えて待つだけ。その挙句、当然幸福になれないまま一生を終える。それで一巻の終わり。
“世界中での信者数の増加が神の是認というエホバの証人、何だそれ?” の続きを読む
『近現代日本とエホバの証人』から。第五章「忍従の時代」後半部分。
昨日の記事で、エホバの証人を辞めるステップについて、自分の意思で考えて辞める方が回復が早いと書いた。その点、本書は的確に言語化している。
まずは、エホバの証人を「辞める」の定義。
「脱会」を「一度は教団の教理を受け入れた人が、教団の教理を認知的に拒否し(認知的離脱)、組織的活動への参加を辞めること(組織的離脱)」と定義
私は教団の教理を受け入れたというか、ほぼ生まれながらに親や大人の信者から、世界とはそういうものだと、エホバの証人が真理だと洗脳された。
脱会後の予後については
組織的離脱よりも、認知的離脱が先に生じた場合のほうが脱会後の「社会的リアリティの再定義」がスムーズ
であるとされている。
私の場合は認知的にエホバの証人の教理を拒否するより先に、組織的な活動を辞めた。エホバの証人の求める永遠の命より、刹那の輝きの方が価値が高いと考えてエホバの証人を辞めた。
エホバの証人の教理を疑う余地はなく、価値観の違いにより教理を拒否。認知的拒否ではなく、直観的な拒否。本書の書く通り、先に組織的離脱を果たした私の予後は悪く「社会的リアリティの再定義」がされるまで、組織的離脱から20年近い時を要した。
そもそも組織的離脱と認知的離脱の双方を持って「脱会」と言うのなら、私の脱会が完了したのは組織的離脱の10年近く後のこと。
その間、来るハルマゲトンに備え、刹那的欲求を叶えることに執心していた。いつ死んでもいいと覚悟を決め、刹那を生きる若者に「社会的リアリティ」など備わるはずがない。
“エホバの証人からの脱会ステップ、認知的離脱と組織的離脱” の続きを読む
『近現代日本とエホバの証人』から。第五章「忍従の時代」後半部分。
本書に出てくるエホバの証人脱会経験者のB氏。脱会時の心境を以下のように語っている。
「脱会カウンセリングだけは受けるまい」と思っていた
「カウンセラーの説得によって、つまり他人の意志によって辞めることを促される、それでは今までの生き方と変わらないと思った」
ここでいう
「今までの生き方」とは、教団が提示する「真の宗教」やその判断基準に囚われていた生き方
のこと。「真の宗教」論争については昨日の記事で触れた。
これを読んでいて感じたのは、エホバの証人になると、人はなぜこんなに頑なになるのか?ということ。エホバの証人をやめるという、最良にして自由な人間として生きる唯一無二の選択なのに、なぜそこに時間をかけるのか?
脱会カウンセラーでも何でも良いのでスパッと辞めればいいのでは?というのが私の意見。「今までの生き方」で人生をさんざん弄ばれ、搾取され騙されてきたのだから。それより悪化することはない。
であるのに、脱会という最善の決断をするときに限って「今までの生き方」とは違う何者にも囚われない生き方をしたい。自分の頭で考えるんだとなる。
今まで、他人の意思でコントロールされてきたのだから、辞めるときも誰かの意見を聞いたっていいものを。なぜそこだけは自分の意思で辞める決断をしなければならないのか?
その理由、エホバの証人には、脱会防止の呪いがかけられている。3つの脱会防止のための呪い。
“エホバの証人の脱会を阻む、脱会防止の呪い3つとは” の続きを読む
『近現代日本とエホバの証人』。第五章「忍従の時代」より。
日本のエホバの証人の歴史を世界本部志向という観点から研究している本書。1990年代半ば以降に入って、エホバの証人の脱会者が増す。個別の体験談も取材されている。
その脱会体験談のうちのBさん、エホバの証人が真の宗教だと信じていた理由は
「神の名前(エホバ)を使用し、組織として政治的な中立を保ち、異教由来のクリスマスを祝わない唯一の教団」
だったからだという。こんなのは些末な事柄であったり、そもそも誤認だったり。
神の名前使っているかどうかなんてどうでも良いんだけど。「吾輩の名前間違えんな」って怒っている神、小さいっしょ。そして、恐らく聖書の神の名前はエホバってダサい発音じゃないし。
さらに、エホバの証人は政治的に中立ではない。選挙禁止、支持禁止ってめちゃくちゃ信者に圧力かけてくる。中立ってのは、あなたがどこの政党を支持しようが、どこに投票しようが関与しないということ。
そして、最後、クリスマスを祝うか祝わないかなんて、そんな小さなことで真の宗教が見分けられるはずがない。こんな細かいことに口出しする宗教は鬱陶しくて仕方がない。よって私にとってはエホバの証人は偽の宗教だ。
こう突っ込みながら読み進めていたのだが、直後に至極もっとも簡潔にこの真の宗教論が論破されている。
“エホバの証人の、「真の宗教」判別ルールを決めたのは誰?” の続きを読む
エホバの証人の記事が出ている宗教特集の『週刊東洋経済 2022年10/8号 宗教 カネと政治』。昨日の記事の続き。エホバの証人がいまだに子どもへの体罰を組織で主導している件。
エホバの証人の母体であるものみの塔聖書冊子協会。体罰の実態について、だんまりノーコメントを貫き通しそうのだが、本誌の取材に答えている。
ものみの塔には電話してみると分かるのだが、数コールで電話に出る。散々待たされる、役所とか病院への電話に比べると快適。電話番は暇そうだし、ホームページに営業時間も出ているので、苦情などは是非電話してみよう。
ものみの塔と話したくないという方は、当ブログへコメント↓などでお伝え頂ければ代わりに電話します。結果も本ブログ上で報告します。
まずは、ここの電話がつながりにくくなるくらいに、世間でものみの塔が問題視される日を到来させる。
聞いてみたいよね。「事物の体制ってなくなるんですよね?お宅の神によって。それって相当悪質なテロリズムだと思うんですけど」って。
“ものみの塔聖書冊子協会は児童虐待、体罰の責任を取るべき” の続きを読む