現役エホバの証人は笑い飛ばしてやろう
昨日の記事の続き。というか、1972/7/8の目ざめよ!誌がオモシロ過ぎるので脱線。
1972年という年代でお気づきの読者も多いだろうが、ものみの塔は1975年をハルマゲドンの年として予言していた。この世の体制が終わり、神の千年王国が到来するという壮大なギャグ。
1972年当時は、この終末ビジネスが最盛期だった。騙されていたエホバの証人信者は家を売り、職を捨て、生命保険や預貯金を解約し、そうして家族を分裂させてまでハルマゲドンを待ったわけだが、そんなモノが金輪際くるわけがなく。
ものみの塔に騙された信者にしてみれば、人生を徹底的に損ねたわけで、笑い飛ばすのは不謹慎なのだが・・・現在、まったく同じ状況にいる現役エホバの証人がいる。このまま、騙されて一生涯を棒に振ろうとしている人々。高度情報化社会の21世紀のこの日本に。
そんな哀れな人たちは、「ハルマゲドン?何言ってんの?そんなのくるわけないじゃん」って感じで笑い飛ばしてやらないと目が覚めない。なので、ここは豪快に爆笑してやろう。
確信していたのに、完全にハズした1975年終末予言
『科学的な年代表,それとも聖書の年代表 ― 信ずるに足るのはどちらですか』という記事。
聖書を読む人は,それもたまに読む人でさえたいてい,人類の経た年数はおよそ6,000年であることを知っています
はぁ!?人類6,000年って!化石人類はなんなの?なんで、それを無視しちゃうの?
放射性炭素の測定の信頼性がどうのこうのって続くんだけど、そういうものみの塔の記述を全部、笑い飛ばしてしまえるおバカな記述がこれ。
聖書は預言の書ですから,将来のできごとに時間的要素を結びつけている場合が多く,しかも,それらのできごとは予告されていた年に正確に起きているということです。多くの人は,この20世紀にまで及ぶ「異邦人の時」に関する長年月にわたる預言の成就を個人的に目撃してきました。それらの人は預言された年,1914年に第一次世界大戦の勃発を見ました。この世界はその大戦を契機として決して回復されることのない苦難の時期にはいりました。それら聖書研究者は今や人類生存の6,000年目がこの1970年代に満了するものと見ており,第七千年期が平和の君の千年統治をもたらすことを確信をもって待望しています
確信しちゃったんだ・・・おバカですなぁ。
「人類生存6,000年目が1970年代に満了するものと見ている」でも充分おバカなんだけと、平和の君の千年統治を「確信」まで言っちゃうとバカすぎる。どうせ当たらない予言なんだから、濁しておけばいいのに、充分あり得るそんな事態すら想定していない。バカすぎる。
1914年の大戦を機に苦難の時期って・・・エホバの証人の頭の中だよ。苦難なのは・・・。
イラクのジャルモの遺跡から掘り出された木炭の小片が6,700年前のものだと判明したところで,それは聖書がまちがっていることの証拠になりますか
なるだろ。
それは標本を採集した考古学者の解釈に基づいてはいませんか。学者は決してあやまちを犯さない人間ですか
聖書解釈とびこえて偽予言したあげく、1975年の終末予言をハズしたあやまちだらけの偽予言者。それがものみの塔。あやまちだらけのものみの塔が、偉そうに何言ってんだよ。
たとえ学者が,その標本は異論や反論の余地のない正真正銘の証拠物件であると保証したところで,その人の意見はあなたの信仰の確かな根拠となりますか
なるだろ。頭大丈夫かよ。逆にエホバの証人は、1975年の「確信」予言をハズしたものみの塔を、確かな根拠もなく盲信している。