エホバの証人(JW)対策として、作成するべき覚書

「ずれ」を呑み込ませるカルト、「ずれ」を受け入れる信者

昨日の記事でカルト入信前後のイメージと現実の「ずれ」について書いた。カルト教団は、その「ずれ」を覆い隠すことに長けている。

家族が幸せになれるからとエホバの証人の集会に行ったのに、集会に行きだした途端、家族の機嫌が悪くなる。これも「ずれ」。現実が悪化しているのだから、すぐに辞めるべき。エホバの証人に関わる前のフラットなゼロ地点に戻るべき。

しかし、エホバの証人組織側はこの「ずれ」を上手くごまかす。事前に「家族は必ず反対します。それはエホバの証人が真理だから、サタンが邪魔をしているんです」と予言めいたことを言う。

どう考えても「エホバの証人がカルトで、家庭をないがしろにしているから」家族関係が悪化したのだが、そう気付ける健全思考状態の人は当初からエホバの証人の相手などしない。

「予言が当たった!」と「ずれ」を呑み込み、妄信の沼へ潜ってしまう。するとますます健全社会へ戻れなくなる。

2023新年一発目、エホバの証人の存在しないより良い未来のために

エホバの証人対策としての覚書の作成

エホバの証人対策として、この「ずれ」を逆に予言しておけばいいのではないだろうか?

例えば、エホバの証人が理由で

  1. 命の危険が生じた場合はやめる
  2. 仕事に影響が出た場合はやめる
  3. 生活レベルが下がる場合はやめる
  4. 家族に不和が生じるならやめる

まだマインドコントロールが浅い段階で、上記の念書というか覚書を書かせる。日付を書かせサインもさせる。

当初の段階では当然、エホバの証人が原因で人生が悪い方向へ転ぶとは思っていない。まさか職を失ったり、貧乏したり、家族の仲が悪くなったり、宗教が理由で死ぬとは思いもしない。

エホバの証人の本質を知らずに浅く関わっている状態の人なら、誰でもこの念書にサインするだろう。

そして、残念ながらマインドコントロールが進んでしまった段階で当初の念書を確認させる。当時の自分が望みもしなかった方向に進んでいるのは明らか。その不幸状態を今の自分が望んでいても、過去の自分は望んでいない。

明らかな「ずれ」が生じている。過去の自分を中立な視点で顧みるのはなかなか難しい。しかし、日付とサイン入りで自分の書いた念書があれば、過去の自分の望みと現状の「ずれ」に気付くことができるかも知れない。

エホバの証人が原因で死ぬとは思いもしていなかったのに、気付けば輸血拒否で無駄死にするための書類を携帯している。

エホバの証人が原因で仕事を失うとは思ってもいなかったのに、仕事より布教活動を優先させるために、時間に都合のつく転職を考えている。

エホバの証人が原因で貧乏することなど望んでいなかったのに、転職すると当然給与水準が下がる。

エホバの証人になると家族が幸福になれると聞いていたのに、家族は反対し不和に。会衆の信者を見れば、家族内で孤立している人ばかり。排斥や断絶になれば、家族でも縁切りされる。

明らかに当初の望みや期待と「ずれ」ている。引き返すなら、今しかない。早いうちがいい、とならないものだろうか。


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください