エホバの証人の信仰は盲信だと知らしめる
エホバの証人の論理的アキレス腱、エルサレム陥落BC607年。
BC607年エルサレム陥落をこじつけるためのものみの塔の記事。2011年『古代エルサレムが滅ぼされたのはいつか-第2部』。
当ブログのこれまでの一連の記事で、BC607年こじつけの「第1部」「第2部」に対する論理武装は確実。
マインドコントロール下のエホバの証人に対しても、聖書の信頼性を事前に失墜させた上で逃げ道をふさいでおけば、BC607年を崩せば自身の信仰が盲信にすぎないことを知らしめることができる。
あやふやなモノに対する確固とした盲信を他人に広めるのは明らかに迷惑行為。自身の伝道行為に疑問を抱かせることができる。
エホバの証人の盲信に干渉するのに、BC607に関してはこれ以上は必要ないのかも知れないが、ダメ押し的にもう少し。
ものみの塔の十八番、恣意的引用
この塔記事内の注釈に以下のよう記載されている。
この記事に出てくる一般の専門家たちはいずれも,エルサレムが滅ぼされたのは西暦前607年である,とは主張していません。
一見、引用元の専門家がものみの塔仕様BC607を支持していないと書いていて、ものみの塔にしては珍しく自身に都合の悪いことを正直に述べているように見える。脚注部分なので、控えめではあるが。
しかし、これもものみの塔の策略。騙されちゃダメ。本来はこう書くべき。
「この記事に出てくる一般の専門家たちはいずれも、エルサレムが滅ぼされたのは西暦前587年である、と主張しています」
587年か586年か他にも意見が分かれるところだから、正確に書くのなら下記。
「この記事に出てくる一般の専門家たちはいずれも、エルサレムが滅ぼされたのは西暦前607年ではない、と主張しています」
つまり、この塔記事に出てくる専門家の引用はすべて、ものみの塔が主張するおバカなBC607年エルサレム陥落と意見を異にしている。
ものみの塔のこのシリーズ記事はエルサレム陥落をBC607年にこじつけるための記事。しかしながら、ものみの塔は自論のこじつけのために、全く異なった逆の結論をもつ専門家の意見を引っ張ってきている。
持っている結論が異なる専門家の意見を使って自説を立証しようとしている。導けるはずない場所へ、導けない材料を使ってこじつけている。完全なる恣意的引用。ものみの塔の十八番。
“導けるはずない場所へ導けない材料でこじつけ、ものみの塔の恣意的引用” への1件の返信