エホバの証人公式ウェブサイトに意見書掲載の大学へメール
昨日の記事の続き。日本のエホバの証人公式ウェブサイトに自称専門家の意見書が新しく追加された件。
即刻、意見書の教授の所属大学へ苦情メール。以下、メールの文面。あまり意味はないけれども、大学側の本件に対する賢明な対応に敬意を表し、大学名及び教授の名前は伏せている。
実は、早々にエホバの証人公式ウェブサイトから意見書は削除されている。なので、これ以上、悪評を広めることになるのもよろしくないかと。
そして、いつも通りメール内の私の名前とエホバの証人サイトへのリンクも書き換え。
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○○大学 ご担当者様
山羊と申します。
貴大学のリハビリテーション学部の○○学部長の活動につきまして、懸念を申し上げます。
同氏の意見書が、下記の日本のエホバの証人の公式ウェブサイトに掲載されております。
日本のエホバの証人公式ウェブサイトへリンク
エホバの証人は昨今児童虐待が疑われている宗教法人であり、そういった反社会的な宗教法人へ貴大学が協力態勢を示すことは重大な懸念であり、貴校、貴校の学生、卒業生、教職員の評判を貶めることになります。
また、特定の宗教法人のウェブサイトに貴大学名の載った意見書を公表することは、当該宗教法人に協力しているにも同様の行為と考えます。
エホバの証人は出血が止まらず死ぬとしても輸血を拒否する信条です。
実際に亡くなった子どもがいますし、子どもに輸血を拒否させることは児童虐待であるというのが、最新の指針です。
しかし、いっこうに改善される様子はありません。
命を捨てても輸血しない信条の宗教法人の公式サイトに意見書を掲載し、協力的な姿勢を示すことは、医療を行う立場、教育する立場の人間として、不適切ではありませんか?
- 日本のエホバの証人公式ウェブサイトからの意見書の削除依頼
- 同氏への何らかの処分
など、ぜひご検討下さいませ。
お忙しいとは存じますが、貴大学の見解につきましてご返信頂きたく、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
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これを大学側の複数メールアドレスへ一斉送信。
そのうちのひとつ、内部監査室に送ったメールがヒット。内部監査室から理事に報告。そして、数日後、当該の意見書は日本のエホバの証人公式ウェブサイトから削除。この間、1週間とたたないスピード決着。
これが普通だと思うんですけどね。いまだに日本のエホバの証人公式ウェブサイトに堂々と学校名載せて意見書掲載している大学ってどうなんでしょう。