ものみの塔協会に多額の犠牲を払い続けている私の両親

人生を損ねる

元エホバの証人の両親が受けたものみの塔による被害

エホバの証人2世として育てられたことで、私の幼年期・少年期・若年期は悲惨だった。しかし、私の両親はそれ以上にものみの塔に多大な犠牲を支払うことになった。それがものみの塔協会に献身した人間の末路。

この危機のただ中にいる人には、ぜひこの話を読んで自戒として頂きたい。私の両親は、

人生における最も生産的・活動的に生きられる20代から40代までの全ての時間をものみの塔に捧げてしまった。さらに、経済力や社会的地位をエホバの証人という宗教団体により搾取される。そして最後に待っていたのは一家離散という悲劇。

ものみの塔は、世俗の仕事に没頭することを推奨せずパートタイムの仕事を選ぶように指導している。その上、定期的な寄付が求められる。

ものみの塔の妄言の言いなりになった両親は、エホバの証人として20代~40代をフルに過ごした結果、経済的にも社会的にも困窮。家族は崩壊し、一人息子の私に対する罪悪感からか頭が上がらず老後孤独破産まっしぐら。

ものみの塔の洗脳が解けたあと、元エホバの証人に残る後遺症

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20年もの歳月をかけて養われたエホバの証人的思考

混沌の渦

元エホバの証人2世がものみの塔に奪われた前半生

私は物心つく前から14才までの期間をエホバの証人2世として育てられた。人格形成のための重要な幼少期と少年期を、ものみの塔のガチガチの戒律に縛られ成長した。そして独自の異端な教義を頭に叩き込まれ洗脳された。

両親ともにものみの塔協会の完全マインドコントロール下にあり、幼い私に逃げ場所は無かった。エホバの証人ではなかった親族とも離れて暮らしており、会えても年に1度か2度、その際も両親の監視下にあった。

エホバの証人を否定する親族に対して、子供の私が「エホバの証人の王国会館に行きたくない」とでも言おうものなら、待っているのは懲らしめという体罰。そんなことを言う子は悪魔サタンの誘惑を受けていると。

他にも、ものみの塔の細則に反すると体罰を受ける。エホバの証人の子供たちはこのムチが怖くて大人しくエホバの証人の親に従っているに過ぎない。

また、ものみの塔の戒律に従わないとハルマゲドンで滅ぼされるという恐怖にも心が支配されていた。天から降る業火に自身の体が焼かれる夢をよく見た。日々、恐怖心を抱えて生活する子供が健全である訳がない。

私は、とあることがトリガーとなり、20代前半でエホバという架空の神の存在が幻想であると気づく。ものみの塔の洗脳からの解放に至る。しかし、

それまで生きてきた20年間全ての時間をものみの塔協会に捧げることになってしまった。決して取り返しのつかない時間。戻らない時間と崩壊した家族。

エホバの証人の洗脳が解ける瞬間

元エホバの証人2世の無意識下にあるエホバの証人的思考

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エホバの証人2世の受難、幼児期以降に気の休まる時は無し

エホバの証人の子供に待つ苛酷な人生

エホバの証人2世の過酷な幼児生活

エホバの証人2世の子供には過酷な生活が待っている。私は、幼稚園や保育園といった幼児教育を一切受けていない。同年代の幼児が保育園で昼寝をしているような時間には、母親にエホバの証人の布教活動に連れ回されていた。

エホバの証人の布教活動は、伝道奉仕活動、野外奉仕活動、ボランティア活動などと自称されている。エホバの証人がもっともエホバの証人らしく見えるはた迷惑な宗教勧誘。

信者たちが決まった場所に複数人で集まり、ペアを組んだり、親子だったりで家々の呼び鈴を鳴らして周りまくる。

「ボランティア活動で来たのですが」と始め、信者の勧誘を行う。集合する場所、周るエリアは漏れがないように周到に計画されている。留守だった家は地図にマーキングされ、後日、留守宅訪問と称してやってくる。

雨でも雪でも炎天下でも、ひたすら家から家へと2時間から3時間も歩かされる。宮沢賢治かと。こんな修行僧のような生活を、喜びと感じる幼児がいるはずがない。

エホバの証人2世のストレスフルな学校生活

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エホバの証人の児童虐待、王国会館は2世ロボット製造工場

ロボット工場

小さな子どもを持つ親に対する、エホバの証人の罠

最初に母が、幼い私をエホバの証人の王国会館に連れて行き始めた。わが家では、母が真っ先にエホバの証人の餌食になった。

エホバの証人というのは自称キリスト教系の新興宗教。日本ではものみの塔聖書冊子協会という宗教法人が中心になって活動している。王国会館というのは、エホバの証人の集会所のこと。そこでは世にも退屈な宗教談義がなされている。

活発な子どもだった私が、エホバの証人の王国会館でおとなしくしていられるはずが無かった。くだらない集会が2時間も開かれる。そんな場所へいきなり連れて行かれて、静かに座っていられるはずがない。

静かにできない私を恥ずかしく思ったのか、王国会館にきている他の子どもの行儀よさと比較して不安になったのか、母はある薄曇りの日曜日の午後、私と父に向かって怒りと不安をぶちまけた。

なんで集会中に静かにできないのか!と。精神的に問題があるんじゃないのか!と。

王国会館に連行されている子どもが、同年代の子に比べておとなしく、お利口に見えるのは訓練されているから。その訓練とは、生活規範そのものをエホバの証人の教理に縛り付けるモノ。

ものみの塔の定めた規範に背くと、待っているのは手痛い体罰。体罰は、懲らしめと称してエホバの証人の間で推奨されている。この痛みの代償として、ロボットのようなエホバの証人の子どもたちが、製造されていく

子育てに悩む親たちは、エホバの証人の王国会館で製造されたロボットのようにおとなしい子どもを見て、エホバの証人というカルト宗教に魅力を感じてしまう。

エホバの証人の子どもはサーカスの動物と変わらない。痛みで覚えさせて、ものみの塔の戒律を押し付ける。そして、王国会館で見世物にして、新たな信者を獲得する。

母に続き、父もエホバの証人の虜に Continue reading “エホバの証人の児童虐待、王国会館は2世ロボット製造工場”