エホバの証人が隠密活動している33の国と地域
昨日までの記事の続き。エホバの証人の2022年度奉仕報告によると、活動している国と地域を「239」といいつつ、206しか公開していない。
あと33はどこ?
この33の中には、国や地域のリストから欠落しているイスラム圏や中国・ロシアなどが含まれているのだろうか?例えば、以下の国はリストに載っていない。
- サウジアラビア
- イラン
- イラク
- エジプト
- リビア
- アラブ首長国連邦
- イエメン
- アフガニスタン
- シリア
- ウズベキスタン
- モルディブ
- ソマリア
- モーリタニア
- 中国本土
- ロシア連邦
- 北朝鮮
秘密にされている33の国や地域に、上記の国が入っているのかも不明だが、とりあえず、33の国や地域については、伝道者数のみ明らかにされている。
エホバの証人が世界中に伝わらない理由
2022年度、秘密の33の国や地域の平均伝道者数は20万8千人。
世界人口を80億人、ここからエホバの証人が活動を公開している国の人口を引く。
すると、エホバの証人が秘密にしている33の国や地域というか、エホバの証人のと非活動地域と秘密活動地域の人口が分かる。
この数値が23億7千万人。エホバの証人が秘密にしている33の国や地域と非活動地域の人口。これに対してエホバの証人の伝道者が20万8千人存在する。
すると、エホバの証人の伝道者1人当たり人口が算出できる。
(23億7千万人/20万8千人)
この数字が、11,389人となる。
エホバの証人が活動を秘密にしている地域と非活動の地域では、概算で11,389人に1人のエホバの証人が存在するということになる。
この数字は、エチオピアの11,046人とセネガルの12,285人の間。日本で言うと1970年頃の数値になる。出典は『近現代日本とエホバの証人』から。
(1970年の日本のエホバの証人数8,635人/日本人口1億4百万人=12,000人)
ここから半世紀経った現在の日本だと585人。その日本でも、教団側いわくエホバの証人はそんなに知られていないらしい。
エホバの証人隠密活動地域では、日本の20倍エホバの証人が少ない。その地域では、エホバの証人がそんなに知られていない日本の20倍は知られていない、ということになる。
信教の自由が乱用されている日本において、エホバの証人の1人当たり人口が12,000人から585人に減るまで半世紀50年かかっている。それでも、日本ではまだエホバの証人がそんなに知られていない。
イスラム圏だとか中国のようにエホバの証人が禁止されるような国で、日本レベルに到達するのには50年以上かかるだろう。そもそも、分け合ってエホバの証人が禁止されているのだから、日本と同程度にはエホバの証人が増えようがない。
つまり、エホバの証人が世界中に伝わることはない。
エホバの証人が良い知らせって、冗談はよし子さん
というわけで、聖書のマタイ24章14節
王国の良い知らせは,全ての国の人々が聞けるように世界中で伝えられます。それから終わりが来ます
二千歩くらい譲ってエホバの証人に話を合わせる。仕方なく、この王国の良い知らせというのが、エホバの証人だとする。しかし、それがすべての国の人々に伝わる日はこない。
つまり、エホバの証人的な終わりはこない。
メディアやネットが普及して、一気に伝わるとか、世界中でエホバの証人のネガティブキャンペーンがされて、ゲームチェンジ、一気にエホバの証人のことを世界が知る事態が生じるかも知れない。マインドコントロールエホバの証人ならこんなこと言いそうだけど・・・。
はいはい。寝ぼけたこと言ってんじゃねーよ。ネガティブ報道の時点で「良い知らせ」ではないからね。
もともとエホバの証人が良い知らせってのが、無理がある。輸血拒否で人を死なせたり、家族に不和をもたらす宗教が良い知らせのわけがないですから。
“エホバの証人、秘密活動の舞台裏!世界中の知られざる統計” への2件の返信