エホバの証人のハルマゲドンがギャグだとしても、宗教虐待には違いない

確かに、ハルマゲドンはギャグなのだが・・・

昨日の続き。エホバの証人日本支部と電話中。

ハルマゲドン教理を18才未満に教える件が、厚労省基準では宗教虐待に該当する。だからハルマゲドン教理撤回しろよと直談判。

エホバの証人日本支部によると、「ハルマゲドンを信じるか信じないかはあなた次第です」とのこと。よって、信じなければ恐怖を覚えない。恐怖さえ感じなければ宗教虐待には該当しないというのが、エホバの証人日本支部の見解。

「教え全体を受け容れるかどうか各自の判断なので、嫌であれば信じて頂かなくて良い。信じたい方が信じている」とのこと。

「それは、大人の話ですよね。生まれたばかりの子どもにそういった判断ができるわけがない」と私。

エホバ「子どもに関しては、親が何を教えるか判断する」

私「たとえば、3才未満の子どもであれば、明らかにそういう判断ができない」

ここで振り返ると、いつの間にか議論をすり替えられている。今回の電話番はなかなか手強い。

「ハルマゲドンを信じるか信じないか」いうなれば、「ハルマゲドンがギャグかギャグでないか」を判断する能力の有無という論題へのすり替え。

もともとは、ハルマゲドンがギャグかギャグでないかの判断能力に関係なく、18才未満の子どもにハルマゲドンで滅ぼされると脅したり、恐怖を感じさせることが心理的虐待だという話だった。

ギャグだと判断できたとしても、関係ない。ハルマゲドンという恐怖の出来事を18才未満に教えるだけで宗教虐待が成立する。

18才未満の子どもを「滅ぼされる」と脅すことが、そもそも宗教虐待であると児童虐待Q&Aでは規定している。つまり、ギャグだろうと何だろうと脅した段階で宗教虐待。

「ジンギスカンを喰ったら、羊男の群れが羊毛コチョコチョ攻撃で襲ってくるだろう」という羊男教団の教理。

完全にギャグだが、「気持ち悪い羊男軍団にコチョコチョされたくなかったら、羊肉喰うな」、と脅していることには違いない。ハルマゲドンだって同じ。完全にギャグだが、脅していることには違いない。

ここを攻めれば面白かったのだが、そこまで機転が回らず、というか上手いこと論点をすり替えられていた。チャットでやりたいよ・・・。

ハルマゲドン教理は、やはり宗教虐待

とはいえ、今回の収穫。エホバの証人日本支部の見解としては、

18才未満がハルマゲドン教理を教えられて、ギャグだと判断できればOK、宗教虐待ではない。恐怖を感じていないから。

18才未満がハルマゲドンをガチだと信じてしまったら、当然恐怖を覚えるため宗教虐待が成立する。宗教虐待が成立するが、それは各家庭で決めることなので、日本支部は関知しないという立場。

エホバの証人日本支部の見解としては、ハルマゲドンをギャグと捉えてくれれば宗教虐待にならずで、ガチで受け取めたら宗教虐待だが、それは親のせい、ということ。つまり、

ハルマゲドン教理を18才未満に教えることは、ギャグになるか、宗教虐待になるかのいずれか。そして、エホバの証人側がハルマゲドンをギャグだと認めることは立場的には出来ない。真理、真理って100年は言い続けているんだから。

やはり、ハルマゲドン教理を掲げている限り、エホバの証人は児童虐待集団ということになる。ハルマゲドン来るって18才未満に教えちゃダメ。ハルマゲドン教理は撤回すべき。


2 Replies to “エホバの証人のハルマゲドンがギャグだとしても、宗教虐待には違いない”

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