かつて存在した『マインドコントロール・脱会問題』の記述
エホバの証人のWikipediaの『特筆的な事柄』という項目に、かつて『マインドコントロール・脱会問題』の小項目があった。昨日の記事の続き。2021/9の段階では以下。
マインドコントロール、脱会問題
カルト宗教被害者の問題解決に取り組む、「真理のみことば伝道協会」主宰のウィリアム・ウッド牧師は「エホバの証人 マインドコントロールの実態」など多数の書物を出版している 脱会者による実名・顔出しの手記、家族の脱会体験談も出版されている。一方、精選版日本国語大辞典によると「マインドコントロール」とは、「対象となった人の感情・思想・行動などを本人に気づかれることなく一定の方向に変えること」とあり、エホバの証人になるには、数ヶ月あるいは何年かの聖書レッスンを経て聖書の知識を学ぶ必要があるため、この点でマインドコントロールと言えないとの意見がある[要出典]。
ある百科事典によると「彼らの信じていることはすべて聖書に基づいている。彼らは聖書の権威を当然のものとみなし,ほとんどすべての信条を聖句を使って証明する。(すなわち,裏づけとなる聖句を引用する)聖書が伝統に完全に取って代わるのである」とある[要文献特定詳細情報]。またジュリア・M・コルベットは「このグループは聖書研究から注意をそらしたことがない。その教えは,聖句を参照するための精密なシステムによって裏づけられている」「エホバの証人は,正直で,礼儀正しく,勤勉だという評判を得ている」と述べている[要文献特定詳細情報]。
新ブリタニカ百科事典によると「エホバの証人は個人の振る舞いにおける高い道徳律を強調する」と説明している[要文献特定詳細情報]。
出典不明・文献特定不能のオンパレード
下線部は実際に下線が引かれていて、[要出典][要文献特定詳細情報]については私が太字にした。
この構成は、最初の段落が“問題提起”、以降が“教団擁護”という構造になっている。しかし、擁護側の記述は出典不明・文献特定不能・教団公式サイトの丸写しという、信頼性に欠けるものばかり。
最初の段落がエホバの証人にマインドコントロール・脱会問題疑惑の指摘があるという事実の提示。
次が、どこの馬の骨か分からないエホバの証人擁護者による「エホバの証人はマインドコントロールされていない」という個人的偏狭意見。だから[要出典]とされている。
3段落、4段落がよく分からないエホバの証人マンセーの記述。これはエホバの証人公式サイトからの丸写しで、教団側が引用している元の文献が特定できないパターン。ジュリア・M・コルベットやら新ブリタニカ百科事典というのがうさん臭い。そもそも、「ある百科事典」ってなんだよ?
さらに、エホバの証人の場合、元の文献が特定できたとしても、恣意的な引用がされていて、大筋と異なっているというパターンもありがち。
この状態から、いかにしてWikipediaが変遷されていくか、しばらく続けます。


