妻がJWに堕ちるのには原因がある

優れたJW(エホバの証人)解約資料

ネットでダウンロードできるエホバの証人解約資料第8弾。

JW解約-エホバの証人の真理を検証する

『自分の妻がJWと研究を始めてしまった時の対策』

配偶者がJWの魔の手に落ちかけているという最悪な状況を想定して書かれた資料。この資料は文字だけなのだが、コンパクトにJW堕ち寸前の配偶者との議論の仕方がまとめられている。

エホバの証人は、家族の中で妻・母といった女性から勧誘されていくケースが多い。そのため、本資料では解約の相手として妻が想定されているが、家族、親族、友人、誰にでも適用できる内容。

的を射た資料なので、解約シリーズはこの第8弾から読んでもいいくらい。理解をさらに深めるために、他の1~7弾を後で読むと意識に入ってきやすい。他のシリーズは図表・挿絵があり、感覚的に理解できるため。

妻がJWに堕ちるのには原因がある

妻がJW堕ち目前というのは最低最悪な状況。とはいえ、感情的に配偶者を責めても仕方がない。ものごとには原因がある。

充たされない何かをJWという表面的良好な伝道者との関係で埋めようとした。充たされない何かを埋めるべきだったのは夫であり、家族であり、JW堕ち寸前妻の周囲の人間。

独りで抱えていた問題の解決策を、物知り顔で近づいてきたJW信者に求めた。問題に共に解決にあたるべきだったのが夫であり、家族であった。その上で、問題の解決は素人のJW信者でなく、その個別の問題の専門家や書籍に求めるべき。

私の妻もJWらしき伝道者の勧誘に遭ったことがある。駅前の広場で子供を連れてひと休みとしていたら、感じの良い老婦人に話しかけられたとのこと。今どきは「エホバの証人」とは名乗らない様子。

「子育てに困っているのなら、無料で相談できるような所があるので、興味があったら・・・」という感じ。強引でない所に好感を覚えたようだが、妻は用心深いので、宣伝用のビラを貰うに留めた。押しに弱いのでビラの受け取りは断り切れなかったらしい。

しかし、貰ったビラを見ると、例のやつだった。死んだ目をした人が笑顔を浮かべている気持ちの悪い絵。意味不明教義の文言。もろエホバの証人。「ビラを渡してきた老婦人の方は感じが良かったので残念」と妻は言う。ビラをすぐそばのゴミ箱に捨てた。

妻は私のJW二世信者である生い立ちを知っている。「そんなビラを持ち返ろうものなら、怒髪天だよね」とビラを捨ててきたらしい。

街頭で話しかけられたということは、その老婦人伝道者のお目に適ったということ。子育てに疲れる妻を労わろうと、その時に話し合った。子連れで遠くまで出かけてお疲れだったのが、「人生迷い中みたいに見えたのかも(笑)」と妻。

私の母が、JWに堕ちたのも、私の子育てに悩んだのが原因。ものごとには原因がある。問題の種は事前に潰しておくのが吉。そして、子育ての悩みは子育てにことごとく失敗しているエホバの証人ではなく、しかるべき所に相談しよう。

役所にも子育て支援窓口があるし、育児本を読んでも良い。インターネットの情報はほどほどに、いろいろ見比べるようなリテラシーを持とう。

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