公共施設は未成年者を保護しろよ
昨日の記事の続き。公共施設で行われるエホバの証人の記念式に関して、東北の某自治体から「未成年者にアルコールを回すのはOKと判断した」という暴走回答が来たので、それに以下の返信。
ご丁寧なご回答をいただき、誠にありがとうございます。
内容を拝見し、1点のみ、確認とご説明をさせていただきたく存じます。
貴センターのご回答では、
未成年者にアルコールを回す行為は、口に飲食物を入れるわけではないので飲食行為には当たらない
よって禁止する理由がないため容認される
とのご見解が示されております。
しかしながら、今回の論点は「飲食行為」ではなく、
未成年者に対する“酒類の提供行為”そのものが問題となり得るかどうか、という点にあります。
未成年者飲酒禁止法の趣旨は、「飲酒」だけでなく
「酒類の提供行為そのもの」を問題とするものであり、
未成年者にグラスに注いだ赤ワインを手渡す行為は、
飲酒の有無にかかわらず、提供行為に該当し得るものと理解しております。
したがって、
「口に入れなければ飲食ではない」
「飲食行為でなければ禁止できない」
という整理は、未成年者保護の観点および法令の趣旨と整合しないのではないか
と考えております。
つきましては、以下の点について改めてご見解を伺えますと幸いです。
1.未成年者にグラスに注いだ赤ワインを手渡しで提供する行為を、
貴センターとして容認されるというご判断に変わりはないか。
2.上記行為が、未成年者飲酒禁止法の趣旨と矛盾しないと判断される根拠は何か。
未成年者保護は、公共施設の管理において最も重要な事項の一つと考えております。
慎重なご確認とご回答をお願い申し上げます。
ここまで。
このメールを送って、返信が来ないまま記念式当日を過ぎたので追撃メールを送付。
未成年者に酒を回すのが公序良俗に反しないわけがないんだよ
先般、貴施設において未成年者にアルコールを回覧する形式の宗教儀式が予定されている件につき、
施設としてのご見解を照会させていただきましたが、
本日時点までに、当該照会事項に対するご回答を頂戴しておりません。
当該行事はすでに終了しており、事前に具体的な懸念を通知したにもかかわらず、
施設として判断を示さないまま実施が認められたと理解しております。
本件は、未成年者保護・公序良俗・施設運営基準に関わる重要事項であるため、
事後確認として以下の点を記録のため整理いたします。
【確認事項】
①私からの照会により、貴施設が
「未成年者にアルコールが回覧される形式の儀式が行われる可能性」を
事前に認識されていたものと理解しております。この理解に誤りがあれば、その旨をお知らせください。
②貴施設のご回答では、
「未成年者にアルコールを回す行為は、口に飲食物を入れるわけではないので、飲食行為には当たない」
との趣旨が示されておりました。しかしながら、今回の論点は「飲食行為」ではなく、
未成年者に対する“酒類の提供行為そのもの”が法令上問題となり得るか否か、という点です。
未成年者飲酒禁止法の趣旨は、飲酒の有無ではなく、酒類の提供行為そのものを禁止するものであり、
未成年者にグラスに注いだ酒類を手渡す行為は、飲酒の有無にかかわらず問題となり得るものと理解しております。
つきましては、
貴施設として、未成年者への酒類手渡し行為を容認されるというご判断に変わりがないのか
改めてご見解を伺います。
③未成年者にアルコールが回覧される行為が、公序良俗に反しない、
かつ未成年者飲酒禁止法の趣旨と矛盾しないと判断される根拠があれば、ご説明ください。
④なお、本件については、来年度以降、同様の行為が行われないよう適切にご対応いただけるのであれば、
本年度の対応についてこれ以上の追及を行う意図はございません。
その場合は、来年度以降の運用方針についてご教示ください。
本確認書は、事前通知後に判断が示されなかった経緯について、
施設としての見解の有無を確認するための記録として送付するものです。



“公共施設は未成年者を保護しろ──“酒類提供行為”を容認した行政への追撃メール” への1件の返信