九州某市への最終メール
エホバの証人の記念式という行事の一部が公共施設で開催されている件。記念式では子どもを含めて参加者の全員に赤ワインの回覧が行われるため、公序良俗に反する行為ではないのか?と各公共施設に照会。
そのうちの九州某市とのやり取り。施設および市の管轄部署からの回答があまりにもお粗末だったというのが昨日までの記事。これに対し、こちらから最終のメールを送付した。
〇〇市〇〇課 〇〇担当 御中
回答を拝受いたしました。
貴課よりいただいたご回答およびこれまでの経緯を踏まえ、本件に関する市および指定管理者の見解についての当方の認識を以下の通り正式に記録いたします。貴課の最終的なご見解に基づけば、以下の2点が確定したと認識せざるを得ません。
1.「未成年者への酒類手渡し行為」の容認
当方からの「未成年者への酒類手渡し」についての繰り返しの照会に対し、
指定管理者(〇〇館長)は
「もし懸念されているような法令違反や施設のルール違反となる行為があった場合は、厳重に注意し、場合によっては利用の取消を行う」
との回答(回答日:2026年4月28日)をし、「当方懸念の行為」について注意または取消と言及されましたが、実際に「当方の懸念通りの未成年者への酒類手渡し」があったのにも関わらず、
「現行の施設ルールには違反しない」と最終判断をされました。
よって、〇〇市として設置施設での「未成年者への酒類手渡し行為」を容認したものと記録いたします。
2.指定管理者の説明矛盾に対する「指導」の実施
前述のとおり、指定管理者のこれまでの回答や対応には論理的な矛盾や説明不足が存在していたため、市としてもこれを認めざるを得ず、指定管理者に対して「接遇面の改善」が必要であると「指導」が行われた。
本件に関し、上記当方の認識・記録内容に事実誤認やご異議がございましたら、
本メール受信後1週間以内にその旨をご指摘ください。
特段のご異議がない場合は、上記認識を以て貴市との見解の一致および正式な記録として取り扱わせていただきます。
山羊
ここまで。
このメールに対し、市からの返信はなかった。もちろん、返信がなかったことだけで、こちらの認識を市が正式に認めたことにはならない。
しかし一方で、私はメールの中で「事実誤認や異議があるなら指摘してほしい」と明記している。行政の立場であれば、市民や第三者に誤解を与える認識が示されたのであれば、訂正するのが本来の責務のはず。
それにもかかわらず、市は何ら反応しなかった。
少なくとも、市には反論や訂正を行う機会があった。そして、その機会を自ら放棄したこともまた事実。
結局、市は何を容認したのか
市も指定管理者も、
「未成年者への酒類回覧を容認する」
とは一度も明言していない。
しかし、私が問題視している行為そのものについては把握した上で、
- 利用許可は維持
- 処分なし
- 利用取消なし
- ルール違反も認めず
という結論を出している。
つまり、言葉の上では認めないが、実際には問題なしと判断したことになる。
私はこれを、
「市の設置施設における未成年者への酒類回覧行為を結果として許容した」
と評価している。
説明不足を認めながら問題はなかった?
今回の回答で特に興味深かったのは、
指定管理者に対しては、利用者や市民の皆様へ丁寧かつ分かりやすい対応に努めるよう指導いたしました
と書きながら、その直後に、
指定管理者のこれまでの対応に問題があったとは認められず、現時点で特段の是正指導を要するものではないと判断しております
としている点。
問題がないならなぜ指導したのか。
指導したなら何らかの問題があったのではないのか。
少なくとも、市の説明だけでは両者の関係は理解できない。
私は、指定管理者の説明は論点のすり替えだと指摘した。
市はその点については何ら説明せず、「説明不足だった」という整理で済ませた。
結局のところ、私が求めていた論点「公共施設での未成年者への酒類回覧を容認するのか?」という問いに対する明確な回答は最後まで示されなかった。
本当に問題なのはエホバの証人だけではない
私が問題視しているのは、エホバの証人だけではない。
疑義を示された行為について、触れることもしないまま
これ以上の回答はいたしかねます
で打ち切ろうとした行政の姿勢そのもの。
市は、質問の核心部分には最後まで答えず、最後は回答拒否で幕引きを図った。
それで市民が納得すると思う方がおかしい。
来年も同様の対応が続くのであれば、自治体名の公表、市長部局や監査部門への申立て、議員への情報提供など、まだ検討できる手段は残っている。
エホバの証人の存在そのものも問題だが、それ以上に行政には行政としての仕事をしてもらいたい。



貴殿は暇なのですか?
「暇なのですか?」しか出てこないあたり、記事内容への反論はないと理解しました。