虐待 | 元エホバの証人2世のいる場所

エホバの証人の子供が強制される事実の誤認

AmazonのKindleで読めるエホバの証人脱会本。

作中ではエホバの証人とは書かれていないが、明らかに脱会者の元エホバの証人2世の体験本。

物心ついた頃からのエホバの証人2世で、成人後に解約した体験が綴られている。作者は、恐らく私と同じ現在40代の男性。相通じるところが多い。

作者は、幼稚園に行かずエホバの証人漬けの幼少期を送る。

まだ世間を知らない子供にとっては今見ている世界が常識

幼稚園に行かせて貰っていないのは私と同じ。小学校に入るまで、エホバの証人以外の人間にほとんど触れないので、エホバの証人の世界が常識だと思い込んでしまう。

単なる常識なら殻を破れば良いのだが、常識を通り越して事実と誤認してしまうことが子供のカルト被害者にとっての恐怖。私もエホバやキリストの存在、ハルマゲドンというこの世の終わりの到来を事実として誤認していた。

周囲の大人たち全員が全員、真剣に

「サタンが～、エホバが～、ハルマゲドンが～、楽園が～」

と言っているのだ。これを疑ってかかるというのは、他の世界を見も知りもしない幼児には不可能。

このサイトについて

本ブログはエホバの証人をやめることを推奨しています。エホバの証人脱会推奨ブログであることをご承知の上で閲覧下さい。また、本ブログは15年間に渡りエホバの証人の家庭に育ち、そこから脱出するに至った私の経験と持論を書いているだけです。特定の個人、団体を誹謗中傷する目的はありません。

私は、エホバの証人というカルト宗教の撲滅を最終目的としていますが、暴力的、非合法的な手段を取るつもりはありません。理性的、合法的な方法でエホバの証人をゼロにします。

プロフィール

ほぼ生まれながらのエホバの証人2世として幼少期・少年期を過ごし、14才のときに自分の意志で脱会。脱会の理由は、ものみの塔の洗脳が解けたわけではなく、人生の意義は楽園での永遠の命や教団や神への奉仕ではないと、気付いたから。

その後、ハルマゲドンまでの短い人生を充実させ、失った過去を取り戻そうと必死に生きる。しかし、20才を過ぎた頃にものみの塔の洗脳が解け、人生の行き先をロスト、迷子に。20代を暴走。ときを同じくして、両親のマインドコントロールも解除。この過程で一家離散。

30代半ばで結婚、2児の父となり、再度会社員として社会復帰。エホバの証人のことなど全て忘れ、楽しい生活をおくる。しかし、エホバの証人というカルト教団及びその被害者の存在を見過ごすことができず、本ブログを立ち上げる。

エホバの証人2世として辛酸をなめた経験を書き綴ることで、さらなる被害者増殖を阻止、人生を搾取し続けられている現役信者の解放に少しでも役立てれば。

現役信者は自分の人生を棒に振るだけならまだしも、布教により被害者を増やす社会に害をなす存在。これも見逃せない。

エホバの証人をゼロにし、ものみの塔を崩壊させることが私の使命。そのために私は、エホバの証人2世として14年間を棒に振り、一家離散の憂き目に遭った。