現役エホバの証人の動機、４つのタイプとは
現役エホバの証人（JW）の動機について考える。なぜ、エホバの証人を続けるのか？本人たちはそうは思ってはいないのかも知れないが、なぜあえていばらの道を進み続けるのか？
動機別に4つのタイプに分けた。ご利益要求度の高低 × マインドコントロール度の高低で4分割。
まずはエホバの証人という宗教にどの程度のご利益を求めるか。その要求度の高い人たち。①特権重視型②永遠の命型。
①特権タイプはエホバの証人組織内での地位の向上、いわゆる特権を追い求めるタイプ。教義の矛盾とかはどうでもよく、組織で上りつめることに情熱を傾ける。エホバの証人内の特権によって、自身のちっぽけな自己顕示欲を満たしている。
このタイプは今まで築き上げた立場をフラットにするのが怖くて、エホバの証人をやめられない。さらに現在の地位を脅かすのを避けるため、上位者の不条理に異議を申し立てたり、正しい少数意見を主張をしたりはしない。常に多数に流される。
②永遠の命型はエホバの証人組織が掲げるニンジンを追いかける馬。組織の言うことを聞けば、楽園で永遠に生きられる。しかも完全な人間に生まれ変わって。
マインドコントロール度数に注目すると、この②永遠の命型は深い。自分の信じたい幻想を信じている。良い大人が永遠に生きるとか、完全な人間とか復活とか信じ切っている時点でマインドコントロールの深さが伺えるはず。
現実での生きづらさ、コンプレックスを抱え、それが全て解決されると現実逃避している。この方々は、ちょっとした疑問も全て、「永遠に生きる完璧な人間」とか「全能の神」というワードでごまかしちゃう。
永遠に生きる奴らだらけだと、地球が人であふれちゃったり、完璧人間だらけの永遠だと退屈だったり。そんな懸念はすべて「完全な人間になれば心配ありません」の一言で払拭しちゃう。
現在に目を向けて主体的に生きた者だけに道は拓けるのだが、そういった努力ができないのか、努力に疲れたのか、現実問題から目をそらす人たち。だいぶメンドクサイのだが、大抵の現役エホバの証人がこのタイプ。
同じくマインドコントロール強固型、④神の主権証明タイプ。エホバの証人という名称が示すように、エホバの証人の本来の目的はこれ。宇宙主権の主が誰かという悪魔サタンとの内輪もめへの加担。
ちっぽけな人間にとって、宇宙の主権がどうのこうのとかどうでもいい。しかも主権を主張しているエホバそのものが存在しないという皮肉。
しかし、本人にとっては敬虔な宗教的動機ということになる。そのためご利益を求めている訳ではない。神の主権とか宇宙平和より自分の家庭や将来を顧みて欲しいのだけれど、このタイプもマインドコントロールが深いので厄介。
最後に④人間関係優先型。このタイプもご利益求め度は薄い。家族が③④のマインドコントロール強固型の信者だったりして、自身にとって大事な人がエホバの証人組織に人質にとられているパターン。
本人のマインドコントロールはとっくに解けているのに、肉親との縁が切られるのが嫌でエホバの証人を続けているタイプ。
またはエホバの証人組織外に人間関係を築けておらず、脱会に二の足を踏んでいる。いつかやめたいと考えつつも、惰性でエホバの証人を続けている。
各タイプ別の脱会アプローチ。どんな方法が良いのかは明日の記事にて。
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