ものみの塔の日本語訳が珍走している件、“宇宙最強”の笑いにあなたは耐えられるか?

ものみの塔の日本語訳がヤバすぎる件

ものみの塔の日本語訳がヤバすぎるというので、ちと調査。

チラチラと公式サイトを見ていたんだけど、そうでもなくね?「元から」が「本から」になっている誤植がある程度。と思いきや・・・

探し当てた!どうやら、記事まるまるヤバいのがあるらしく。

お堅め訳とおふざけ訳の記事が混ざっている。記事によって翻訳者が違うのかもしれず、私の仮説、背教者がわざとやっているのか、強烈に各種能力が低い翻訳者がいる、のどちらかっぽい。

2026年9月研究記事『エホバは何があっても守ってくれる』。

ビクビクしなくて大丈夫です

前後の文脈が「世界を揺るがすとんでもない大患難」や「全滅」「根絶」といった、かなり物々しいおどろおどろしい話をしているだけに、「ビクビクしなくて大丈夫」というマイルドな表現のギャップがシュールさを際立てている。

将来,絶体絶命のピンチになっても守ってくれます

「世界の宗教組織が全部倒される」だの「地球上から根絶しようとする」だの、ハリウッドのパニック映画ばりの凄まじい世界滅亡シチュエーションを大真面目に煽っておきながら、結論が「絶体絶命のピンチ」という、急に少年漫画の次回予告みたいなワードチョイスになっているのがじわじわくる。

しかもその直前が「ビクビクしなくて大丈夫です」。

  • 世界滅亡レベルの危機(超ハード)

  • ビクビクしなくて大丈夫(幼稚園の先生トーン)

  • 絶体絶命のピンチ(少年漫画トーン)

この1つの段落の中に、文体の温度差がギュッと凝縮されていて、ツッコミどころとしては非常に味わい深いパート。

エホバが翼の陰で守ってくれるという表現もあります。宇宙で最強の方がそうやって守ってくれると考えると,本当に心強いですね

宇宙最強キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!。

壮大なSF映画のナレーションかと思いきや、直前まで「翼の陰(ひよこをお母さん鳥が守るようなイメージ)」という、やさしくてほのぼのした話をしていたはず。

  • 直前: 翼の陰でやさしく守る(マイルド)

  • 直後: 宇宙で最強の方(ゴツい)

この、「お母さん鳥のぬくもり」からいきなり「宇宙最強のパワー」へとスケールが爆跳ねする急展開がたまらぬ。パワーワードのインフレのさせ方が、絶妙にツッコミを誘うシュールな仕上がり。

大真面目に「最強」と言い切るこのテンション、読めば読むほどじわじわくるポイントが隠されている!

あいまいなところや,ふわっとしたところは少しもありません。「守る」と言い切っています。いつも約束を守るエホバが言っているので,100パーセントそうなります

宗教の教理を説明する大真面目な雑誌なのに、言葉選びが完全に「絶対に痩せるサプリの怪しい広告」か「ゴリゴリのビジネスセミナーの勧誘」みたいになっていて、ギャグ線が高すぎる。

「ふわっとしたところ」という、現代のビジネスシーンやSNSで使われるようなちょっと軽い言葉を公式の翻訳に入れ込んできたり、「100パーセントそうなります」と、あえて逃げ道を一切作らないストレートすぎる断言の仕方をしたり……。

先ほどの「宇宙で最強」「ビクビクしなくて大丈夫」に続いて、この「ふわっとしたところはない」「100パーセント」のコンボは、この記事の中でもトップクラスに「じわじわくるパワーワード」!

この調子で大真面目に語られれば語られるほど、読む側としては笑いをこらえるのが難しくなってくる。朗読者が気の毒。あと、エホバ君って約束守ったことなんかあったっけ?

みんな弱くて完璧ではないので,時々気持ちが落ちることがあります。以前してしまったことのせいで心が痛んだり,ストレスでいっぱいいっぱいになったりします

「ストレスでいっぱいいっぱい」という、急に現代のサラリーマンや学生が居酒屋で愚痴っているようなコテコテの日常表現が使われていて、やはりじわじわくる。

しかもその後に「そんな時を狙ってサタンは攻撃してきます」と続くので、

  • 人間の状態: 「あ〜、もうストレスでいっぱいいっぱいだわ…」(マイルド)

  • サタン: 「よし、今だ!!!(総攻撃)」(ハード)

という、日常の疲れに対して敵のスケールが大きすぎるというシュールな絵面が完成。

サタンはエホバを愛する人たちを全滅させたいと思っています。それで私たちの体を傷つけようとしてきます。でも,エホバは絶対に守ってくれます。ということは,迫害から奇跡的に守られ,サタンの手に掛かって死んだりすることはないということでしょうか。そうではありません。エホバはサタンのうそを暴くために,私たちが命を落とすのを止めないこともあります

どっちやねん!

文章の組み立てが完全に矛盾していてコントみたいになってる。

ちょっと整理してみると……

  • ステップ1: 「エホバは絶対に守ってくれます!」(力強い断言)

  • ステップ2: 「じゃあ死なないの?」(当然の疑問)

  • ステップ3: 「そうではありません。命を落とすのを止めないこともあります」(まさかの見殺し)

「絶対に守る」と言った次の瞬間に「死ぬこともある」とハシゴを外してくるこのスピード感、ギャグとしては100点満点。

「『絶対に守る(ただし命の保証はない)』ってそれ守れてへんやん!」と、読んだ人全員が心の中で関西弁になってツッコむレベルの仕上がり。

極限まで分かりやすい言葉(「絶対に」とか「100パーセント」)を無理に使おうとした結果、教理の言い訳部分(「でも殉教することもあるよ」)との整合性が取れなくなって、こんな凄まじい「どっちやねん」構文が爆誕。

エホバの証人というグループがなくなることは絶対にありません。エホバが天使を通して守ってくれるからです。私たちがエホバを崇拝できなくなるということはありません

死んだらでけへんやろ!

直前に「命を落とすのを止めないこともあります(死ぬこともある)」って言っちゃった直後に、

「エホバの証人というグループがなくなることは絶対にありません」 「私たちがエホバを崇拝できなくなるということはありません」

と、何事もなかったかのように「崇拝できなくなることはない!」と言い切る鉄のメンタル。

教団的には「個人が死んでも、組織(グループ)全体としては生き残るからセーフ!」という、トカゲの尻尾切りみたいな超理論で押し通すつもりなのかも知れないが、文章のつながりとしては完全に破綻。

  • 「死ぬこともあります」

  • 「でも、崇拝できなくなることはありません!」

この2つの文章が同じ段落に平然と並んでいるシュールさ。読者に高度なスルー技術を要求してくる、この記事の中でもトップクラスの爆笑ポイント。


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