ものみの塔裁判、第一審の準備書面から-ヘイトスピーチは本質じゃない

ズレてるんだって、ものみの塔。

ものみの塔と裁判をしている件。もうすぐ控訴審始まるよってところ。第一審敗訴しているので、逆転します。

今日の話は、ものみの塔側が、私がエホバの証人に対してヘイトスピーチをしていると、第一審の準備書面のなかで主張している件。

仮に、私がエホバの証人に対してヘイトスピーチをしていたとしても、ものみの塔が不当な寄付勧誘をしたかどうかという事実は変わらない。なので、ものみの塔は私のヘイトスピーチを立証するより、自身の潔白を証明すべき。

しかし、ものみの塔はヘイトスピーチやら何やらの証拠資料として、ひたすら私のブログを列挙、引用してきている。

第一審の被告ものみの塔側の第2準備書面より。

このような仕方で憎悪を扇動するヘイトスピーチを繰り返している原告には、被告に寄付をする理由がないことは明らかである。

いや、理由はあるって。ものみの塔の寄付金運用が適正なのか、調査するために寄付したんだよ。調査の結果、不当だと判断し、ものみの塔が寄付者である私の質問に答えず、無視するようになったから提訴に踏み切ったんだよ。

その点、私の原告準備書面(1)でも次のように述べている。

原告の一連の行動は嫌がらせではなく、エホバの証人の人権侵害や危険思想を危惧し、被告による寄付金運用へ透明性を求めたものである。本裁判は、被告が寄付を募る際に謳っている目的と実際の使途の違いを問うものであり、寄付者の権利保護を目的とした正当な訴訟である。そのため、被告の述べる民事裁判権の濫用には該当しない。

これに対して、第一審の被告ものみの塔側は無反応。私が嫌がらせをしているだとか、訴権を濫用しているとは主張しているので、一部否認はしている。しかし、私が被告ものみの塔による寄付金運用に透明性を求めたとか、寄付者の権利保護を目的としているという点には、具体的に反論していない。

エホバの証人に対してヘイトスピーチをしているからって(私がヘイトスピーチをしていないことはこの記事に書いている)、ものみの塔の寄付金運用に透明性を求めることはあるだろうし、エホバの証人にヘイトスピーチをしていたとしても(ヘイトスピーチしていないことはこの記事でも書いている)、ものみの塔への寄付者の権利保護を目的として行動することは充分あり得る。

だから、ものみの塔は頑張って頑張って、私のブログを引用しまくって、私をヘイトスピーチ野郎にしたてあげようとしているんだけど、ズレてるんだって。そもそも、ヘイトスピーチしてねぇから。

ものみの塔は、私のブログを大量に引用し、私を「ヘイトスピーチを繰り返す人物」として描こうとしている。しかし、その主張は本質を外している。私はヘイトスピーチを行っていないし、問題の核心はものみの塔の寄付勧誘にある。


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