喰うな、喰え、喰うな、喰えの狭間で全裸で揺れる男
昨日の記事で、人の弱みやコンプレックスにつけこむエホバ商法について書いた。そのひとつが「何か悩みは無いですか?」と始めて「その悩み全部解決できます」と言っちゃう商法。
起こりもしないハルマゲドン後に、完全人間に生まれ変わればお悩み全消滅。これがエホバの証人の無茶苦茶な脳内お花畑理論。
エホバの証人の完全人間設定には矛盾がある。完全人間には悩みがない、というのが短絡で、人間が二人以上いれば必ず悩みが生じる。
最初の人間アダムとイブだって完全だった。素っ裸だったけど・・・。全裸人間たちは完全だった訳で、でも蛇に快楽の実を勧められて「ヤッホーい」となった女の方が男に果実を勧める。
この段階では、まだ男の方は喰ってないから完全だよね。全裸だけど。
この時すでに男にはジレンマが発生している。神には「喰うな」と言われた善悪の知識の木の実、女は「喰え」と囁いてくる。
喰うな、喰え、喰うな、喰えの狭間で、男は揺れている。悩んでいる。全裸で。
たった一人の伴侶に嫌われるのもサムイし、女だけ喰って覚醒されても困るというか羨ましいというか。女がひとりで神にシバかれるのも可哀そうだし・・・と。
悩んでいるんだって。全裸人間。じゃなくて完全人間。
だから、完全人間になったって悩みは無くならないさ。
人間は程度に快楽をむさぼり、服を着るように出来ている
エホバの証人だらけの楽園なんて実現しない大ウソなのだが、例え実現したとしても、数日で崩壊するよ。特権争い、同調圧力、性的抑圧による欲求不満。
全裸の我らが人間の大祖先たるアダムとイブでさえ、完全でありながら速攻やらかした。エホバの証人だらけの楽園が平和裏に進むと思ったら大間違い。ここの詰めが甘い。
6000年だかかけて宇宙主権とかキリストの贖いとか、壮大な自作自演やっているけど、楽園にエホバの証人だらけにした段階で、いろいろ上手くいくと思っているのが大間違い。最初の全裸人間でしくじったミスを繰り返すだけ。
人間は程度に快楽をむさぼり、服を着るように出来ているんだって。
薄情神エホバは悩まないの?
完全な奴に悩みがない設定。これが甘々設定であるもう一つの理由。神は悩まないのか?ということ。人類が苦しみに喘いでいるのに、神は平気なのかということ(オレはそんなに喘いでないけど、エホバの証人的には世界は苦しみに満ち満ちているはずだよね)。
神は人間がいかに苦しもうが平気、通常心だよね。だって一切悩み知らずの完全なんだもんね。
ということは、だいぶ薄情な輩ですな。冷酷。もともとは自分の設計ミスで反逆者サタンが出たり、全裸人間が服を着たりと。神は、責任を感じて心を痛めてしかるべき立場。
であるのに、一切悩まない。完全なんだもんね。エホバ様は。
はい、設定に矛盾ありまくり。ザル設定。
いくら完全でも人が二人以上いれば必ずコンフリクトが生じる。それは最初の人間二人が全裸で証明している。そして、完全な生命体に悩みがないというのなら、神は何だ?そんな奴、ただの鈍感野郎だろ。人の気持ちを分からない奴が人の上に立つべきじゃない。
“全裸人間の悩み、エホバの証人の完全人間設定が甘々な理由” への1件の返信