証拠にならないものみの塔の証拠資料「乙31」
ものみの塔と裁判中の件。ものみの塔側が私のブログを証拠資料として提出している件。ものみの塔側証拠資料「乙31」、「本気で信じれば、エホバの証人を世界から消滅できる」という私のブログ記事。昨日の記事の続き。
以下、ものみの塔側の準備書面から。「乙31」を指して
こうした発言を繰り返している原告には、被告に対する寄付を行う動機は全くないことが明らかであり、原告が被告にあえて寄付を行ったのは、言いがかりをつけて返金を要求するためであったと考えるのが合理的である
とりあえず、昨日も触れているけれど、「乙31」は寄付後のものだから、私の寄付時の動機を示唆するモノにはならない。
以下、お蔵入りした私の反論の下書きから。第一審のときのモノなので、被告がものみの塔、原告が私のこと。
信者の救済を目的としたモノをヘイト呼ばわりするものみの塔
そもそも、被告に他人である原告の心情を理解することなど不可能であり、どこまでいっても憶測の域をでない。
原告は何度も主張している通り、被告に対し寄付をすることで寄付の使途の調査をする立場に立とうとしたのであり、被告に寄付をする以上は被告が寄付の勧誘時に謳っていることを信じざるを得なかった。
そして、寄附の勧誘時に謳っている内容が実際と乖離していれば、不当寄附勧誘。それは、私に対してだけでなく、恒常的に不当寄附勧誘状態にあるということになる。
これ、筋通ってるよな。私の寄付が調査目的であるということに対し、ものみの塔側は何にも反論していない。論理的に反論することを放棄、ヘイトスピーチをしているから寄付の動機が当初から言いがかり目的、という個人攻撃一辺倒。
さらに、お蔵入りの私の反論から。
被告はあえて、原告のブログの以下の部分を無視している。被告が引用した「エホバの証人組織の消滅が世界のため」は本来は以下の文脈である。「エホバの証人組織の消滅が世界のためであるし、現役信者の救済になる」。
現役のエホバの証人信者の救済を目論む原告の発言がヘイトスピーチであることはあり得ない。被告は原告のブログの一部を切り取り、被告がヘイトスピーチを行っているかのように印象操作をしているのである。
騙されている信者がいなくなって、結果的にエホバの証人組織が消滅すれば、世界中の利益になる。騙されている信者の救済を目的に行動することが、なぜヘイトになるのか?ものみの塔は、文脈を切り取り、私の発言を“攻撃”と決めつけることで、議論の本質から目を逸らそうとしている。


