エホバの証人(JW)の新規入信者が減っている理由

エホバの証人、漸減

エホバの証人になる人が減っている理由

『近現代日本とエホバの証人』、第五章「忍従の時代」から。

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昨日の記事でエホバの証人の入信者が減っていること、組織自体の新陳代謝が無いことを書いた。エホバの証人の入信者が増えなくなった要因として、本書著者は以下のように考察している。

救済観におけるアピール性の乏しさにくわえ、宗教そのものに対する警戒心の増加、布教機会の減少につながる社会状況の変化、またエホバの証人に対する消極的な意味での認知の定着などが関係していた

まあ、世間が「エホバの証人ってヤバい」と普通に認識したということ。

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エホバの証人(JW)の人数は?入信者と脱会者の人数は?

JW2020年度信者数増減

エホバの証人は大幅に減っている?

『近現代日本とエホバの証人』より。第五章「忍従の時代」1990年代半ば以降。

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本書によると1990年代半ば以降、エホバの証人の教勢は停滞期に入る。脱会者の人数が新規入信者を上回り信者数は微減。非常に好ましい傾向であり、ガツンと信者数を減らして、組織そのものを叩き潰したいところ。

新規入信が発生しているのに、総信者数が微減しているという現状から、脱会・死亡・海外移住による減少人数、主に脱会者が新規入信者を上回っていると著者は考察している。

これには若干の齟齬がある可能性があるので、ちと検証したい。ついでに本書掲載の「日本における信者数と入信者数の推移」の表に最新データを追加。本書では2016年までのデータだったので。

JW信者数増減

データの出どころは本書同様に、ものみの塔の年鑑。エホバの証人公式サイトから数字を拾った。

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