エホバの証人の14万4000人、いつまでも残り続ける”残りの者”

人間が昇天するという異常思想

油注がれた14万4000人の生き”残りの者”のカウントダウン

エホバの証人には、14万4000人の特殊な教理がある。それは、信者の中の一部、14万4000人が死後に昇天し、キリストと共に地上を統治するモノ。昇天組は、油注がれた者、忠実で思慮深い奴隷、天的級などと呼ばれ、20世紀に入って14万4000人全員の選別が終了している設定。
※2023年4月追記、選別の終了に関する教理は、現在では都合よく改変されているようだ
※2023年6月、さらに追記、忠実で思慮深い奴隷と呼ばれる信者の範囲の改変があった様子。以前は14万4000人⇒2013年に統治体のみと変更

昇天前の地上で存命油注がれた人々は、”残りの者”と呼ばれている。生き残りの者ということ。

この生き残りの者の人数は、教団によって毎年発表されている。最後の生き残りの者が昇天したときに、この世の事物の体制を終結に導くハルマゲドンが起こるというのが、エホバの証人のトンデモ教義。

この生き残りの者の人数が、毎年減り続けており、今がまさに終末カウントダウンの終わりの日であると、エホバの証人組織は予言している。あと何人残っているのかは知らないが、

残りの者が全員が死ねばハルマゲドンが起こる残りの者の人数でハルマゲドンへのカウントダウンが行われているしかし、エホバの証人の教理はすべてが作り話なので、ハルマゲドンは絶対に起こらない。よって、残りの者が、来るはずのないハルマゲドンに合わせて死に絶えることもない

逆に、残りの者全員に死なれても教団側は困る。「残りの者が全員くたばったのに、ハルマゲドン起こらねーじゃねぇか」となってしまう。

エホバの証人の油注がれた14万4000人への繰り上げ当選

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エホバの証人(JW)の忠実でも思慮深くもない奴隷、14万4000人

14万4000人の忠実でも思慮深くもない奴隷

エホバの証人の統治体の権威付けのための14万4000人の教義

エホバの証人には14万4000人の特殊な教義がある。この14万4000人は「油注がれた忠実で思慮深い奴隷」と言われ、死後昇天しキリストと共に地上を統治するという設定。
(※2023年追記、この当たりの名称は変わっているらしい。忠実で思慮深いのは統治体というエホバの証人の頂点グループだけになった様子)

14万4000人の選別は現代に入って終わったということになっている。(※2023年追記、まだ続いている設定に変更された?)もはやだいぶ昔にだが、1935年にその選別が終わったとされている。

この昇天メンバーの選別が、1世紀に始まり現代まで長引いたことになっているのには重大な理由がある。

教団の中には、エホバの証人全体を統率する統治体と言われる人々が存在する。ピラミッド構造の組織で、統治体は頂点に君臨している。

1世紀以来、2000年もかけてだらだらと昇天組の14万4000人が選ばれ続けてきたのは、彼ら統治体の権威付けのため。統治体のメンバーは漏れなく14万4000人の地上での生き”残りの者”。

統治体の成員は、神により選び出された天に昇る人々なのだというのが、エホバの証人組織の主張。統治体のメンバーが、現代の終わりの日にエホバの証人の宗教本を通して、神の意志を示していることになっている。

要は、エホバの証人をマインドコントロールし支配するために、こういった権威付けを用いているだけ。

エホバの証人の14万4000人の世代交代

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ものみの塔の統治体は、時代ごとに現れる偽予言者のひとつ

偽予言者、エホバの証人の統治体

エホバの証人の14万4000人の残りの者とは

ものみの塔協会の頂点に君臨するのが、統治体と呼ばれる組織。統治体は数人の白人の老人たちにより構成されている(※)。彼らは神により選別され、死んだ直後に天に昇りキリストの近くで地上を統治することになっている。
(※2023年追記、今では有色人種もいるのかな?アジア人はいないはず)

これは完全な創作、おとぎ話。統治体は作り話を掲げ、無数のエホバの証人の人生を弄んでいる。

ものみの塔の教理では昇天する聖者(こんな呼び方はエホバの証人はしないが)は、総数14万4千人と決められている。彼ら”天的級”だとか、”油注がれた”人々と呼ばれている。

この油注がれた人たちの中で、昇天前の地上での余生をおくっている人々が14万4000人のうちの”残りの者”。統治体の成員はもれなくこの残りの者に該当する。これらの生き残りの人々は、きっちり何人いるか数えられている。

エホバの証人の年に一度最大の式典である”主の記念式”で、残りの者はキリストの血肉の表象物である無酵母パンと混ざり物のないワインを口にする。この飲食者の数が、世界中からものみの塔本部に報告され、集計・発表されている。

キリストの最初の弟子たちである十二使徒以降、現代まで選ばれ続け、ちょうど我々が生きた20世紀に14万4000人目の選別が終わったというのがものみの塔の主張。1935年には最後の選抜が終わっているという設定。

つまりは、ほぼ20世紀中に残りの者は全員寿命を迎えることになる。1935年段階で成人、しかも円熟した年齢に達していないと昇天組に選ばれることはないから。

2008年のものみの塔協会の教義変更とは

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