宇宙時代の幕開けが、「終わりの日」の始まり
『良心の危機』、第10章 1914年と「この世代」。1914年の世代が死に絶える前に、ハルマゲドンが勃発するというのがものみの塔の聖書解釈。
ものみの塔は、その「世代」をどこまでも拡大解釈することで予言非実現のごまかしを続けていた。しかし、ネタ切れになり苦し紛れの素案が統治体内で議論される。
まず一つ目、独創的なオモシロ提案。
太陽は暗くなり、月はその光を放たず、星は天から落ち、天のもろもろの力は揺り動かされるでしょう
という聖書の言葉に関連して、宇宙時代の幕開けとなった1957年、
旧ソ連のスプートニク号が初めて宇宙に打ち上げられた年
を1914年と読み替えようというもの。これは統治体メンバーが本気で統治体全体に対して提案したもの。
時を一気に43年も稼げるし、聖書の言葉と宇宙開発が全くリンクしていないギャグ感が最高なのだが、これは非採用。
いついつまでも増殖する、油そそがれた者
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