現実の代わりに、自身の認知をカルトに寄せるエホバの証人
『無理ゲー社会』、AmazonのAudibleで聴く。
誰もが知っているように世界には不公正なことがたくさんあり、その多く、あるいはほとんどは個人の努力では変えられない。しかし、それを放置しておくと無秩序な世界からの脅威に常にさらされることになる。
だったらどうすればいいのか?現実が変えられないのなら自分の認知を変えればいい
これにズドンとハマってしまったのがエホバの証人。世界に理不尽がはびこるのはなぜか?
「今が終わりの日だからですー」「サタンですー」と。安易な地点に着地してしまう。
世界は混沌としていて、善も悪も紙一重。恐ろしい犯罪者にも優しい父親の顔はあるかも知れないし、いつもは優しい人にもどこか残虐な面があるかも知れない。
自分の判断の及ばないモノがある。知らない世界がある。自身の無知を認めることが知への第一歩であるのに、安直に結論を急ぐからカルトに堕ちる。
『一九八四年』~塔から与えられればどんなに愚かしいことでもそのまま信じられるJW
陰謀論にハマるエホバの証人
“『無理ゲー社会』、世界転覆という陰謀を抱くものみの塔” の続きを読む