『良心の危機「エホバの証人」組織中枢での葛藤』、回り道回避の一冊

『良心の危機』、もっと早く読んでいたら

今さらながら『良心の危機』を読み始める。私は組織や教義の矛盾を感じて(いわゆる、”つまづいて”というやつ)エホバの証人をやめたわけではないので、こういった背教本を読む必要が無かった。

ものみの塔やその教義が正しかろうが、自分の好きなように生きることこそ人間の成すべきことだと考えてエホバの証人をやめた。人を殺めたり、モノを盗んだりしない限り、人間は自分の望む生き方をするのがベストでこれは普遍的真理だと今でも考えている。

なんでもかんでも押しつけてきやがる、エホバという神とものみの塔は鬱陶しくてたまらなかった。自然だらけの「楽園で永遠に生きるのが幸福です」って、しょうもない価値観を勝手に押し付けるなと。

この真理に、良い大人になってもたどり着かず、エホバの証人上層部に上りつめた人間が何を言ってやがるという感覚で、この本を手に取ることはなかった。
※本書はエホバの証人最上層の統治体成員として9年も活動した人物の執筆

今となっては、脱会直後にきちんと本書を読んでいれば、洗脳があっさり解けていたかも知れないと、ちと反省。情報を集め、精査する姿勢が欠けていた。

『星の子』の両親、早く風呂入れ~世界を広げることの効能

二度の人生の回り道

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エホバの証人(JW)2世の子供、親に対する条件付きの愛

エホバの証人の子供、条件付きの愛

エホバの証人(JW)という宗教の2世信者だった私は、親を捨てる覚悟でエホバの証人からの脱会を決意。14才の秋、大昔のできごと。

エホバの証人はエホバの証人しか愛さない。エホバの証人の親は、子が「エホバの証人であるなら」という条件付きの愛しか持っていない。そういった内容の昨日の記事を書いて以来、考えていた。

私は、異常に熱心なエホバの証人だった両親を捨てる覚悟が出来ていた。そんな冷酷な私は、親に対して条件付きの愛しか持っていなかったのではないかと。悲しいが仕方ない。そんな薄情者だから今の自分がある。

エホバの証人の親は持ちえずとも、子は持つと言われる無償の愛、無条件の愛が私にはなかった。私の親に対する愛は条件付き。両親が「エホバの証人でないなら」という条件付きの愛情。

『解毒』~エホバの証人が持たない無償の愛

人生の答え合わせは出来ないのなら・・・

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現役エホバの証人と交際すべきではない理由100選

現役エホバの証人とは交際すべきではない

現役のエホバの証人(JW)なのに一般女性と付き合っちゃってる男性信者がいる件。

今日以降は厳しい話しか出てこない。個人的に恋愛相談されてたら、簡単に別れろとは言えない。二人の事情や、短いながらに二人だけの歴史があるだろうから。しかし、

この場は勝手に自論を書いているだけなので、はっきり言っちゃうと「現役JW、しかも脱会意志もない奴とは別れた方が良い」。理由100選は言い過ぎだが、今から山ほど上げる。

あくまで、エホバの証人を一般化した私の意見。私は生まれながらにエホバの証人二世信者だったという経験から、ものみの塔に私怨を抱く者。そんな人間の偏見に満ちた、でも正論。

当然、個人としてのエホバの証人すべてには当てはまらない。なので、現役JWと恋愛を続けるかどうかは本人が決めるべきこと。

でも、あえてそんなややこしい奴と付き合わなくとも、と思っちゃう。適齢期男性の95%は、現役JWより好条件なのでは。それほど、現役JWはヤバい、不利。あえて貧乏くじ引かなくとも。

とはいえ、恋愛ってそんなロジックじゃないんだろうね。ホレちゃったら宗教なんて問題ですらないのかも知れないし、カルト信仰しちゃってるのを含めて愛しているとか。障害が多いほど燃えるとか。

三流ドラマみたいな話になってきたけど、もっか恋愛中の二人はドラマの中にいる感覚。そこに「エホバの証人」って忌まわしいワードさえなければ、素敵な微笑ましい話なんだけど。

というわけで、何だか気が進まないけど、さぁ、仕事始めます。

現役JWと交際すべきでない理由とは。

エホバの証人の勘違い愛「アガペー」より、「エロス」

エホバの証人との結婚には命の危険が伴う

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叩かれていない世代、体罰を受けないエホバの証人2世

自身がJW二世という境遇を問題視しない世代

現役JW(エホバの証人)2世の男性が、一般女性と交際しているケース。今どきの現役JWは、自身がエホバの証人であることを、問題視していないのではないかと昨日の記事で書いた。恋愛問題からは逸れて、今日はこの件。

私は、親によって生まれながらにエホバの証人を強制された。14才のとき、30年近く前になるのだが自分の意思でJWを脱会。私がエホバの証人だったのは不運、不可抗力。それでも、

「元」エホバの証人であるというのは、私にとって重い十字架。屈辱。人生の汚点。

これが、現代のエホバの証人2世にとっては屈辱ではない。問題ですらない。だから、交際相手にもわりと軽く告げられちゃう。という仮説。

体罰を受けないエホバの証人の子供たち

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エホバの証人をやめるのは今しかない、ラストチャンスは近い

安全にエホバの証人をやめられるのは「今だけ」

昨日の記事で、「今のところは」エホバの証人をやめるのは簡単と書いた。

今のところは。

基本的にはエホバの証人をやめても、脱会後に標的にされて嫌がらせを受けるということはない。逆に「背教者です」と宣言してやれば、信者側が恐れて忌避してくるので、付きまとわれたりということもない。

現役のエホバの証人は、単なる取って喰われているだけの哀れな羊。個人の資質にもよるが、いきなり牙を剥いて、暴力やテロ行為で攻撃してくるということもない。

今のところは。

ここがポイントで、

「今のところは」脱会に支障はないのだか、基本的にはカルト集団なので、どこまででも暴走する。信者の激減で組織の首が締まればどうなるか。

組織の末期、美しく華麗に散った組織など古今東西存在しない。醜く周囲に害悪を撒き散らす。残すは屍の山。

エホバの証人をやめるのは今しかない

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エホバの証人を「断絶」する、エホバの証人の「救出」は可能か?

エホバの証人を「断絶」する

『エビのしっぽ』から。

エホバの証人のやめ方。自分から脱会するケース。通称「断絶」。

「断絶届」なり「脱会届」なりをエホバの証人組織側に提出。もしくは口頭で宣言でも良い。「やめる」とエホバの証人組織側に伝える。特に正式な書類も手続きもない。ただ、後でややこしいことにならないように、証拠は残しておきたい。

この本の著者は「断絶」という呼称の使用に異議をとなえている。エホバの証人の

組織を抜けるって宣言すると関係を一切遮断するってのは、

・・・(中略)

エホバの証人が一方的にやってること

なので、「断絶」という言葉を使うのはおかしいと。

私は、エホバの証人をやめるなら、エホバの証人との関係は、全員切ればいいと思っている。なので「断絶」でも問題ないとは思う。ただ、今から縁を切ろうっていう組織の用語に忠実なのも癪なので、自分の好きな言葉を使えばいい。

結果的に、エホバの証人側から「断絶」とみなされれば、エホバの証人側から忌避してくれるので、目的は達成。スパッと全エホバの証人との関係を切ることができる。

それ以前にエホバの証人以外の「味方」を作る。知り合いだったり、同僚、友人、恋人、多ければ多いほど良いし、中には親身に相談できる人も欲しい。

エホバの証人をヤメたのに、エホバの証人と接するのは精神衛生上非常に悪い。現役エホバの証人は、意識的にも無意識的にでも、悪意なく善意のつもりてエホバの証人的思考を押し付けてくる。これは脱会者にとっては厄介、迷惑、有害。

脱会手続きの際に、「金輪際、エホバの証人は私に近寄るな」と釘をさして、エホバの証人を「断絶」しておくのが良いだろう。

現役エホバの証人、恐怖に震えろ~人生すべて無駄遣い

JWガチ勢に脱塔意志を持たせるための外部要因、内部要因

現役エホバの証人の救出

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JW脱会、共に戦おう。共感は戦いの糧に、情報の共有には大きな戦略的価値がある

JW脱会単独戦闘、大きな迂回に

昨日の記事で、JW(エホバの証人・ものみの塔)脱会の戦いに挑む私に味方はいなかったと書いた。

たった一人、何とかJWからの脱会に至るのだが、脱会後も私は単独行動を続けた。当時、自分の周囲は敵だらけだと思って生きていた。このせいで大きく大きく私の人生は迂回した。

元JWのホームページとかメーリングリストがあるのは知っていたけど、「元JWなんてロクな奴いないだろ」と決めつけていた。自分みたいに排他的で暴力的な化け物の集団だと思っていた。

元JWの客観的情報、JW外から見たJWという視点の情報を避け続けた結果、私の洗脳解除は大幅に遅れた。

JW脱会という局地的戦闘には戦術的勝利。しかし、洗脳からの覚醒という大局視点での戦争は泥沼化していた。その間に時間、金、信用、清廉さ、職業経験などに多大な損失を招いた。戦略的には大きく回り道をしたと言える。

今は30年前の私とは違い、スマフォをポチれば一瞬でJW外から見たJWの新鮮情報が手に入る。脱会戦闘の経験者の生の声が聞ける。共感は戦いの糧に、情報の共有には大きな戦略的価値がある。

ものみの塔協会の情報統制から自由になろう!

エホバの証人2世のマインドコントロールが解ける瞬間

JW脱会、共に戦おう

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エホバの証人脱会という全面戦争、開戦前に味方を増やす

JWと脱会交戦中、味方になります!!

『エビのしっぽ』より。

『エビのしっぽ』著者は、エホバの証人(JW)からの脱会を「戦争」であると評している。JW帝国軍に占領された自身の身体・心・時間・財産・未来。それらを取り戻す戦い。必要なのは、まず「味方」と説いている。

もし、これからエホバの証人をやめる方、あるいは、やめさせられそうな方は、まず味方を数え、かき集め、いなければ作ってください。この味方は、可能性のある人すべて、最大でいきましょう。とりあえずは、後で修正かければいいんです。今は戦争中です。自分の領土を死守するための。

JWをやめたい方々、味方になりますよ!何でも相談してください。大したことできないですから、味方の一人として。脱会戦争が終われば、いつでも仕分けて忘れて貰って構いません。戦時下の緊急的味方、臨時同盟。

中学生、JW脱会の単独戦闘

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JW解約ターゲット、天敵級ガチ勢

現役JWマトリックス

脱会意志のあるエホバの証人

昨日の記事で現役エホバの証人(JW)を4種類に分類して考えた。ここから、それぞれに適合するやめ方・やめさせ方を考える。

現役JWマトリックス

私は③の洗脳状態&脱会意志マックスの洗脳仮面型から、一気に脱会。やめたい意志があり、親の抑圧も薄ければ本人の決意だけ。しかも洗脳下にあったので、

「ハルマゲドンは近い。人生は残り少ない!早くエホバの証人やめなきゃ」と生き急いだ。

③は辞めやすそうなのだが、これに④の人権迫害要素が加わってくると問題はこじれる。③と④の区分が曖昧な感はある。③の洗脳仮面型で人権迫害を受けている場合もあるだろう。

④人権迫害型は「覚醒していて辞めたい」、じゃあ何で続けてんの?となる。それは親や親族の強制に他ならない。ここは厄介。強制している側を解約すると、芋ずる式にエホバの証人を減らせるのだが。

信仰強要している人権迫害者は①ガチ勢。ここが一番の天敵だろうか。

天敵級、JWガチ勢

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元エホバという痛みをものみの塔協会に対する刃とする

エホバの証人2世の子供時代

私は生まれながらのエホバの証人2世で、14才、中学2年の秋に自分の意志でエホバの証人をやめた。2世とはカルト被害者2世代目のこと。わが家の場合は、両親ともにエホバの証人だったために、私も当然のごとくエホバの証人として育てられた。

ものみの塔協会は信者の恐怖心を煽り洗脳する。ハルマゲドンというこの世の終わりを神エホバがもたらす。その最終戦争を生き残れるのは、ものみの塔協会の教理に忠実で善良なエホバの証人だけ。

私も漏れなくこの恐怖心に支配されていた。物心つく前から、両親やエホバの証人組織に繰り返し、繰り返し、この教義を教え込まれる。この状態で洗脳されない方法があるというのだろうか?

元エホバの証人の人生の迂回

このマインドコントロールが解けたのは20歳を過ぎてから。インターネットで、ものみの塔協会の不義を知り、それまでの疑問点や不信点が全てつながる。ものみの塔協会は嘘つきのカルトであると。

その後は、前半生を取り戻すべく、反エホバ的生き方にいそしむ。無軌道、無鉄砲な生活。だが、それもエホバの証人否定を自分に強制するという、逆マインドコントロールだった。私の自由意志ではなかった。

私は30代後半になり、元エホバの証人2世という傷がだいぶ癒えてくる。どうでも良くなってきたということ。それまでは、駅前など街頭に立っているエホバの証人を見て不快感を覚えていたのだが、今では憐れむ心がほとんど。時の経過は大きい。

私は30代半ばで結婚し、妻子を持つ。結果、反エホバ的な無茶苦茶な生活は辞めざるを得なかった。そして今に至る。

非ものみの塔的生き方をしなければならないと思い込み、私はあえて無軌道な生活をしていた。しかし、これも結局はものみの塔的な決めつけ形の思考が影響していたということに気付く。

エホバという傷を癒すためにものみの塔思考をやめる

エホバという傷を癒す

現在の私は、ものみの塔協会の洗脳から完全に自由になった。王国会館や街頭に立つエホバの証人を見て、ゾッとしたり吐き気を覚えたりしなくなった。そして、もう一度このカルトに戦いを挑もうと決意できたのがその証拠。

この進展は、似たような傷を抱える現在の妻と出会ったことも原因の一つ。14歳でエホバの証人をやめて以来、自分がエホバの証人だったことを誰か他人に打ち明けたことは一度もなかった。今の妻が初めてである。

妻と結婚する前、付き合い始めの段階で、お互いに正直に自身の抱える過去の傷について話し合った。他人と傷を共有することで、自分の傷が癒える。この時に自分の傷の治癒を体験をした。

私はこんなにも傷ついていると、さらけ出す必要もないのだが、いつまでも内向きに独りで傷を隠していても仕方がないということ。

癒しになる元エホバの証人コミュニティ

私は、エホバの証人を辞めて以来、徹底的にものみの塔関係のものから距離を置いた。元エホバの証人二世という事実は、自身の人生の恥部そのものだったから。この方法だと、ものみの塔協会のことを気にしなくなるまでは相当に時間が掛かった。20年もの歳月。

早い段階で元エホバの証人のコミュニティに参加し、他人の傷を知ることが自分の癒しになった可能性もある。元エホバの証人のコミュニティはネット上にあふれている。

元エホバの証人被害者の体験を聞く。読む。共感できることがあれば、自分だけが深い傷を負っている訳ではないと気付ける。前向きに生き直せる可能性が高まる。

市販で流通している元エホバの証人の本を読むのも良い。信者時代の過酷さが自分とは異なるし、その対応と脱退の仕方も異なる。それでも、大いに共感する部分はある。

『カルト宗教信じてました。』

『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』

しかし、注意しなけらばならないのは、外へ目を向けることも必要だということ。ものみの塔関係の外部へ目を向けること。我々が生きているのは、エホバの証人なんてほんの一粒しかいない広い世界。かつてエホバの証人だったことなど、小さなことと思えるほど、広くて多様な世界。

エホバの証人の子供が思い描く未来

私は、エホバの証人の子供だったゆえに、節分の豆まきに参加できず、恥ずかしい思いをした。教室の隅から、楽しそうに豆を投げ合うクラスメイトを眺めている。バレンタインデーに、好きな女の子からチョコレートを貰っても、返しに行かないといけない。(エホバの証人は異教の行事として節分、バレンタイン、その他全て禁止)

そんな子供の頃に思い描いて未来。「普通」になりたいということ。

私は、30代半ばで結婚し、子供が生まれ家庭を築く。そして、何とか正規雇用として復職する。子どもの頃に思い描いていた、ささやかな未来。エホバの証人ではない普通の人になりたいということ。回り道したのだが、これでようやく実現したのだった。

そして、現在の私、ものみの塔協会を消滅させエホバの証人を根絶すべく、このブログを書いている。

王国会館をぶっ壊したり、エホバの証人に罵詈雑言を浴びせて迫害したりという、まるでものみの塔協会のような破壊的・独善的な活動ではない。あくまで平和裏な活動として。

ものみの塔協会の暴力・独善的な本質についてはこちら