ものみの塔裁判:決算報告
本記事は、ものみの塔を相手取った裁判に関する決算報告です。まず、ご支援いただいた皆さまに心からお礼を申し上げます。資金面での支えだけでなく、精神的に大きな支えともなりました。ありがとうございました。
今回の訴訟では、第一審 → 控訴審 → 上告提起 まで進み、最終的に当方敗訴という結果となりました。しかし、裁判を通じて得られた成果は極めて大きく、
ものみの塔に対して、児童性虐待訴訟敗訴の事実を裁判書面上で公的に認めさせるなど、社会的意義のある到達点に至ることができました。
決算報告は以下のとおりです。

総支出は 51,170円、
ご支援額 23,050円を差し引くと、
最終的な収支は–28,120円となりました。
この金額で得られた成果は大きいと考えています。ものみの塔に児童性虐待訴訟で敗訴した事実を公的な書面で認めさせ、さらに宗教団体の寄附金運用に関する限界点を社会的に可視化することができました。
今回の裁判は、個人でも巨大宗教団体を訴えることは可能であるという現実を示すものとなりました。数万円の支出で、宗教法人の不透明な構造を司法の場で可視化できたことは、支援者の皆さまのお力があってこそです。
当方敗訴という不甲斐ない結果となりましたが、十分な成果は得られたと考えておりますので、引き続き、得られた成果を社会に還元する活動を続けてまいります。
裁判に関する支出の補足
直接的な訴訟費用となるのが、訴状貼付印紙代と予納切手代、登記簿取得費用くらいまで。訴状を提出する際、つまり訴えを提起する際に必要になる費用です。
通信費、コピー代、旅費あたりは必ずしもすべてが必須というわけではありませんが、裁判資料の印刷や送付、提出、証拠集めにかかった経費です。
各段階での費用の内訳にぶれがあるのは、高裁への控訴までは裁判資料をレターパックやFAXで送っていたんだけど、最高裁への上告のときは持参したので通信費がなかったり。
逆に控訴審の途中までは自宅プリンタやシェアオフィスのプリンタで印刷していたのでコピー代が発生していなかったり。
最高裁ステージは門前払いとなったので出頭の必要がなく交通費がさほどかからずというのもあります。
文書開示費用については証拠集めやこの裁判自身の調書開示のための費用。
消耗品費については、資料保管のファイルやラベルなどを何回か100円ショップで買っていて、手元にファイルが4冊あるので、もっと費用がかかっているんだろうけど、なぜか領収書がなく。
法律相談料は1回1時間弁護士に相談。これはしてもしなくてもあまり変わらなかった気もするんだけど、裁判が初めてで、そもそも私のやり方で成立するのかどうかすら疑問状態だったので仕方がないかと。他に加入している弁護士保険の相談枠を使っての相談なども必要に応じて行いました。
訴状に貼る印紙が訴えの金額に依存して高くなるんだけど、今回は1000円の訴えなので、最小金額となります。
最後に
50,000円程度の支出で、ものみの塔に児童性虐待訴訟敗訴という事実を認めさせ、さらに、米国内での寄附金流用まで認めさせたのは最大の成果と言えます。
さらに、個人でも巨大宗教団体を訴えることは可能であり、数万円の支出で社会的構造を動かすことが可能という事例を作ったことも成果の一つです。
最後になりますが、ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。得られた成果を社会に還元する活動を、今後も続けてまいります。


