エホバの証人(JW)の禁止事項まとめ~過酷なJW2世の子供の学校生活

山のような禁止事項を課されるJWの子ども

エホバの証人2世の学校生活、苦痛の日々

エホバの証人の2世信者(親の宗教を強制される子供)は、学校の給食の前に合掌のポーズをとることが禁止されている。これが私にとっては大問題だった。小学生から中学生に至るまで、全ての給食の時間が私にとっては苦痛だった。

毎日毎日、給食の昼が来るたびに憂鬱な気分になる。そんな学校生活がエホバの証人2世の日常。クラス全員が手を合わせて、「いただきます」という時に、私だけ両手を握り合わせた祈りのポーズをとらなければならない。

悪目立ちして、突っ込んでくれ、いじってくれ、イジメてくれと自ら火に油を注いでいるようなモノ。クラスメイトに好奇の目で見られることがたまらなく嫌で、辛かった。

エホバの証人の禁令下の子どもの日常

他者の視線と変化を恐れるエホバの証人2世

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子供をダシにして信者を獲得しているエホバの証人(JW)

利用されるエホバの証人の子供

エホバの証人の子供の特徴とは

エホバの証人とは米国由来のキリスト教系新興宗教。通称JW。エホバの証人信者は、子供をもれなくエホバの証人信者として育てる。

エホバの証人の子供たちには信教の自由がない。子供の信教、生活、教育、将来の選択の自由を奪っているという点で、エホバの証人とものみの塔協会は間違いなくカルト。

この子供たちは宗教2世信者と呼ばれる。親の信者は1世信者。宗教2世信者の人権侵害が社会問題化しつつあるが、宗教というデリケートゾーンのため、まだまだ理解が足りないというのが現状。

子供に布教活動をさせてはならないくらいの法律があってもいいと思うのだが。子供に労働させてはいけないのだから、布教活動もダメだろ。

エホバの証人2世の子供たちは新たな信者獲得のための道具に使われている。小さな子供のいる非信者の家に、同年代のエホバの証人の子供を連れて行くと、子供たちの差は歴然。

普通の子供は1時間も2時間も大人しく座っていられない。しかし、エホバの証人の子供は、どこに連れて行かれても大人しくずっと座って大人の話を聴いていられる。

活発さが子供の長所でもあるし、色んなモノを触ったり、壊したりして新しいコト・モノを吸収して子供は成長していく。しかし、その突拍子もない子供の行動が親を困らせることが多々。子供のとてつもない発想力・行動力に喜べるほど、余裕のある親は少ない。

エホバの証人の子供がどうして大人しく座っていられるのかというと、徹底的な体罰の結果。親の言うことを聞かないと、虐待を受ける。エホバの証人の子供が見た目に大人しく、お利口に見えるのはこれが理由。

体罰は子どもにとって悪影響しかない。エホバの証人の子供は、親による虐待で心を痛めつけられながら大人になる。

エホバの証人の懲らしめという名の体罰と児童虐待

変態的な懲らしめという児童虐待の犠牲者であるエホバの証人2世

小さな子供を持つ親への、エホバの証人の勧誘方法

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ものみの塔が、エホバの証人家族に仕掛ける時限爆弾

JW家庭の時限爆弾

人格に欠陥のあるエホバの証人が、親になると

エホバの証人2世、親の1世信者に宗教を押し付けられた子どものこと。エホバの証人2世が、正常な感覚を損なわないまま一定の年齢になると、エホバの証人の親やものみの塔の束縛から逃れようとする。

エホバの証人的には「道を誤った」とみなされるのだが、その道が正解。エホバの証人を続けるのは地獄への一本道。

しかし、エホバの証人をやめた元2世信者が、信者の親と良好な関係を保ち続けるのは難しい。

エホバの証人の親にしてみれば、子の脱会は、自らが完璧に育てた、まるでロボットのような「作品」が決定的に損なわれることを示す。教団内の仲間に対して、非常に不甲斐ない気持ちを味わう。

エホバの証人1世の親は、自らカルトに足を踏み入れざるを得なかった人物。人格に何らかの欠陥がある。子どもっぽく理想主義・完璧主義であったり、依存性が高く精神的に不安定であったり。

そんな未熟な親でも子育てをしながら成長していけば良いのだが、エホバの証人というカルトに逃げ込むとそれは不可能。自ら道を模索したり、もがいたりすることを止てしまうから。ものみの塔の言いなりになる、楽な道を行くことになるから。

その結果、

子どもを一人の独立した人間として見ることなく、モノや自分の所有物のようにみなす。ものみの塔という枠にハメてしまう。エホバの証人の親は子どもに対して、過保護で過剰な抑圧・支配を行う。親子共に依存しあい、親離れ、子離れができなくなる。

独立しても止まないエホバの証人2世への親の束縛

エホバの証人2世の2つのタイプ

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いつまでも止まない、エホバの証人2世に対する親の束縛

エホバの証人の親と距離を取る

エホバの証人の2世信者たちは、必要の大きな所と呼ばれる僻地へ飛ばされたり、別の会衆へ移籍することで、ようやく狂信的なエホバの証人の親元を離れることができる。やっと、ものみの塔を盾にした親の束縛から自由になれる。

ものみの塔の教理では、親の言うことに従うことは神に従うこと、親という権威は神の是認を受けたモノとされている。エホバの証人組織は、カルトに堕ちるような親に権威を与えてしまうので、子どもにとっては地獄。

カルトの餌食になる、浅はかで短絡的、精神的に未熟な愚かな親には自戒や自省といった感覚が無い。どこまでもカルト=ものみの塔の言いなりで突っ走る。この親から自由になるには、まずは物理的に離れるしかない。

親元を離れたエホバの証人2世が、自らの純潔を保ち、ものみの塔への信仰を守り続けることは難しい。束縛が無くなり、自由を満喫すれば欲望のままに行動したくなるのが人間の性質。

親との距離をとることが、一部の2世信者の覚醒に繋がってはいた。

僻地のエホバの証人2世の性に関する問題

目ざめよ!エホバの証人2世

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一人遊びしかできないエホバの証人(JW)2世の子供

寂しいJWの子供

エホバの証人2世、たった1人で無心に遊ぶのは自分を保つため

私は両親に宗教を強要された生まれながらのエホバの証人の2世信者だった。一般的な子供とはかけ離れた生活を余儀なくされた。

幼い頃の私は、時おり無心に遊ぶことで自分自身を保つ。ハメをはずすことは許されないが、エホバの証人に許される遊びをひたすら無心に行う。そのようにして自分の子供としての欲求を発散していた。

友達といつまでも遊ぶということは出来ない。常にエホバの証人の集会や布教活動の時間に追われているから。またエホバの証人信者でない友達と遊べば、必ずエホバの証人に禁止されている遊びが混じってくる。

ものみの塔の不可解な教義には禁止事項が尋常でなく多い。

幼いながらに、私は他の家の普通の子供とは違うのだと実感していた。一般人の友達と遊ぶには阻害要因がエホバの証人2世の子供には多すぎた。そもそも、信者の親が学校の友達と遊ぶことについていい顔をしない。こうして、

エホバの証人の2世信者だった私は、たった1人で遊ぶことで、ようやく正気を保っていた

元エホバの証人2世の真夏の記憶

エホバの証人の子供たちを縛る数々の教義

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元エホバの証人2世の秘密の時間、真夏の2つの記憶

孤独なエホバの証人の子供、一人で遊ぶことで自分を保つ

元エホバの証人2世の幼児、真夏の記憶

私の子どもの頃の話。無性に遊びたくなることが何度かあった。エホバの証人の2世信者として、常に抑圧された厳しい環境にあったせい。印象的に覚えているのは2回。

1度目は小学校に入る前。暑い夏の日。自転車に乗れる年齢だったので、1人で家からちょっと離れた場所にある児童館に向かう。ちょうど昼食時で児童館には誰もいなかった。

私はたった1人、この児童館の体育館にあるトランポリンで延々とジャンプし続けた。

母親の隙をついて自転車で家を飛び出してきた。午前中のエホバの証人の布教活動で歩き回った後。家に帰れば、すぐに午後からの布教活動に連れて行かれる。

エホバの証人の布教活動は見知らぬ家から家へ、呼び鈴を回して、ひたすら周り続ける。伝道とか奉仕と呼ばれている。「ボランティア活動で来ました。家族や仕事のことで悩みがありませんか?」とカルトのカモを探して周る不毛な勧誘活動。

午後からの苦行を考えると、何となく落ち着かない気持ち。心から楽しめない。それでも、私はたった1人、無心にトランポリンで跳ね続けた。真夏の昼間、誰もいない暑い体育館の中で。

エホバの証人の偽ボランティア活動はただのカルト勧誘である

まさに「不幸の伝道者」であるエホバの証人

元エホバの証人2世の小学生、真夏の記憶

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ハメをはずすことが許されない、エホバの証人2世の子ども

一瞬たりとも気を休めることのできないJWの子供

選民意識の影響を受けるエホバの証人2世の子ども

エホバの証人は、信者でない人に対して模範的でなければならないとされている。ものみの塔は、信者のエホバの証人に対して、法律を遵守し、道徳的に高潔で正直、礼儀正しく勤勉であれとしている。

模範的でなければならない理由は、自分たちエホバの証人は、神に選ばれ大患難をくぐり抜ける者という意識があるから

大患難とはこの世の終わり、ハルマゲドン。この時点でだいぶお馬鹿さんなのだが・・・本人たちは自分たちが賢いと思い込んでいるので厄介そのもの。

エホバの証人の2世信者の子どもも同様。2世信者というのは親の宗教を強制される宗教2世信者のこと。私は両親ともにエホバの証人だった。「この世の人に対して模範となりなさい」と両親によく言われたものだ。

エホバの証人の子どもたちは、常にエホバの証人として”ふさわしい”行動をとらなければならない。私にとって、これは鬱陶しかった。エホバの証人が使う”ふさわしい”という言葉は、私にとっては呪いの言葉。

何がふさわしいんだと。親に「それはふさわしくない」と言われれば何もかも禁止。制限される。こうして、エホバの証人の子どもは、自由のない生活を余儀なくされる。

一瞬たりとも気が休まらないエホバの証人2世の子ども

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エホバの証人の子ども、まるでロボットかサーカスの動物

まるでサーカス、エホバの証人の子供

ものみの塔の子どもを利用した布教方法

エホバの証人の子どもたちは、小さな頃からエホバの証人の王国会館という集会所に連行される。それこそ、抱っこされているだけの赤ちゃんの頃から。

エホバの証人の王国会館に連行された子どもたちは、壇上からされる下らない宗教話を聞かされる。大人しく座っている子どもがほとんど。なかには注解※と呼ばれる、挙手して質疑に対する回答をする子供まで。
※2023年追記、現在では注解はコメントと呼称されているとか・・・

エホバの証人の子どもたちのお利口さは、信者でない人が見ると驚とほど。普通なら、数分たりとも大人しく座っていられない年頃の子どもだから。

小さな子どもを持つ親にとって、礼儀正しくお利口な子どもに育てることができる宗教に、エホバの証人が見えてしまう。ものみの塔は、子どもの教育を撒き餌として、子育てに不安や悩みを持つ親を新たな信者として獲得している。

勧誘中の非信者の家で行われる家庭聖書研究という場にも、エホバの証人の子どもが連れて行かれる。この1時間ほどの間、エホバの証人の子どもは正座して静かに大人の話を聞いている。

「こんなにお利口に子どもが育つなんて」と、信者でない親はエホバの証人という宗教に魅力を感じてしまう。ここで、わんぱくで元気、自由奔放な自分の子どもと、エホバの証人の子どもを比較してしまうとアウト。劣等感に苛まれていくことになる。

エホバの証人の子ども、表面的にお利口なのは・・・

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エホバの証人の変態的な懲らしめ、エホバの証人2世は児童虐待の被害者

エホバの証人の児童虐待

苦行の連続を強いられるエホバの証人2世とは

エホバの証人の信者を親に持つ子供のことを、エホバの証人組織内ではエホバの証人2世と呼んでいる。どっぷりとこの宗教にはまっていたり、または表面だけだったりと、様々なエホバの証人2世が存在する。

今では世代交代も進み、2世信者の子供のエホバの証人3世も誕生。悲劇の連鎖。

エホバの証人の子供は、小さな頃から極端に自由を制限される。幼稚園や保育園といった幼児教育は受けさせて貰えない。小学生になるまで雪の降り積もる真冬でも、熱中症になるような真夏でも、ボランティア活動と称して布教活動に連行される。

クリスマスや節分、地域のお祭りなども異教の行事であるという理由で参加することが許されない。これは小学生になると強烈なストレス。自身という存在の違和感。

毎日の給食の前に手を合わせて「いただきます」と合掌することも許されない。目を閉じて手を握り合わせるキリスト教スタイルで、食事の前の感謝の祈りを捧げなければならない。変な奴という視線を浴びるのは子どもにとって相当な苦痛。

エホバの証人の体罰である懲らしめ

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ものみの塔協会に多額の犠牲を払い続けている私の両親

人生を損ねる

元エホバの証人の両親が受けたものみの塔による被害

エホバの証人2世として育てられたことで、私の幼年期・少年期・若年期は悲惨だった。しかし、私の両親はそれ以上にものみの塔に多大な犠牲を支払うことになった。それがものみの塔協会に献身した人間の末路。

この危機のただ中にいる人には、ぜひこの話を読んで自戒として頂きたい。私の両親は、

人生における最も生産的・活動的に生きられる20代から40代までの全ての時間をものみの塔に捧げてしまった。さらに、経済力や社会的地位をエホバの証人という宗教団体により搾取される。そして最後に待っていたのは一家離散という悲劇。

ものみの塔は、世俗の仕事に没頭することを推奨せずパートタイムの仕事を選ぶように指導している。その上、定期的な寄付が求められる。

ものみの塔の妄言の言いなりになった両親は、エホバの証人として20代~40代をフルに過ごした結果、経済的にも社会的にも困窮。家族は崩壊し、一人息子の私に対する罪悪感からか頭が上がらず老後孤独破産まっしぐら。

ものみの塔の洗脳が解けたあと、元エホバの証人に残る後遺症

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