エホバの証人(JW)の本質、明石覚醒の原因とは?

エホバの証人の本質は「騙し合い」

昨日の記事の続き。戦時中に収監された明石順三、釈放後にものみの塔に違和感を抱く。その気付きの原動力は何だったのか?

  • ものみの塔が変わった
  • 本人が変わった

このどちらか、もしくは両方だが、私は後者、明石本人が変わったのだと考えた。

ものみの塔が変わったわけではない。会長が小粒になり、組織化が進められ信者の束縛が強まった。それは表面的なモノで、本質は当初から全く変わっていない。

聖書を独自の思い込みで解釈して、気持ちのいいくらいにハズれる予言を捏造する。そして、大した反省もなく新たな思い込み解釈で聖書をこねくり回して予言を出現させる。

自分が思い込んでいる間は信じない者を敵視するほどに自信満々。ところがハズれたあとは「信じるか信じないかはあなた自身の問題でした」と、自信満々だった事実は忘れちゃうのか封印するのか。

この繰り返しで、その時々で表面的な信仰の対象が変わるだけ。エホバの証人が信仰するのは、神の仮面を被った思い込み解釈だったり、組織そのものであったり、組織の規則であったり、組織の権威者だったり。

本人たちが何を信じているつもりで、実質何を信じているのかは些細な問題。エホバの証人の本質は「騙されている」ということ。そして騙された側がそれを信じ込みさらに騙されてる人を増殖させる「騙し合い」。これがエホバの証人の本質。

明石覚醒の原因は極限体験とものみの塔情報の欠乏

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ものみの塔聖書冊子協会に電凸した話の続き、体罰推奨協会

ものみの聖書冊子協会へ電話で問い合わせた2つの質問

ものみの塔に電話で問い合わせしてみた話。昨日の記事の続き。きっかけは、ものみの塔聖書冊子協会の日本支部が週刊誌の取材に模範解答ながら対応していたこと。無視決め込むのが常道かと思っていたのだが。

私の電凸一つ目の質問、ものみの塔が週刊誌の取材に対して「信者各家庭の事情には関与しない」と回答していた。これは「信者がお宅の宗教のせいで不幸になっても関係ないということか?」「公式サイトにある『あなたの家族生活を幸福なものにする』はウソ?」

これは質問にひねりが無くて、当然「Yes!」と答える訳がない。「該当の週刊誌が手元にないし分からない。とりあえず全ては公式サイトに書いてあるの一点張り」

そりゃそうさな。オレでもそう答えるよ。宗教のせいで不幸になったという因果関係、簡単に証明できることではない。人生全体の問題だから。だからこそ根が深い。簡単には諦めないけど、今回は質問が悪かったということで二つ目の質問に移行。思い付きで電話せずにもうちょっと質問ひねっとけオレ。

ものみの塔聖書冊子協会に電話してみた話、公式サイト崇拝

体罰を推奨しているのか、という質問に対するものみの塔の回答

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終わりの日が来ない方が儲かり続ける、ものみの塔の終末ビジネス

偽預言者の終末ビジネス

いかなる時代においても現れる世界の終わりを預言する者。ものみの塔協会もその代表例。ご存知の通り、ありとあらゆる世界の終末の預言が実現したことは一度もない。

キリストもこの偽預言者の出現を預言していた。「また自分のような者が現れるだろう」と釘を刺していた。

預言が当たり終末が到来すれば、天地がひっくり返るほどの大事変。その状況で、預言を的中させました!と名誉を得られたり、財を築けたりするだろうか?

世界の理が一変しているので、その預言者が預言していたことすら、証拠として消えかかっているに違いない。そして「自分も預言していました」と偽預言者が雨後のタケノコ状態でニョキニョキ現れる。または預言者自身も終末の日に消失。

ピタリと終末の日時を当てたところで、預言者に大きな恩恵はない。であれば、預言する意味などない。危機感を感じて聖なる救いのために?なら金取るなよ。

終末の預言は今まで一度も当たっていないので、終末論者は全員偽者。目前の利益を得るための終末ビジネス。そして、万が一の事態、本当の終末が起こったときに的中させる預言者は数多の偽預言者の中の一人。ただの偶然。

つまりは、全部の馬券を買って常にレースに挑み続けているようなもの。そのうちに万馬券が当たる。ものみの塔が完全にこのパターン。

ものみの塔協会の数打てば当たるハルマゲドン戦略

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カルト宗教の家庭が、狂気のモンスターを生む理由とは

子供に宗教を強制するカルト

よく言われるのが、「エホバの証人の親は条件付きの愛しか持っていない」ということ。親に限らず、エホバの証人はエホバの証人しか愛さないように組織のものみの塔側からコントロールされている。

エホバの証人2世=親の宗教を押し付けられた子供。エホバの証人2世のケースで、親の是認を得られるのは、子がエホバの証人であればということになる。それが条件付きの愛。

親に愛されたいと思わない子供はいない。幼い子供であればなおさら。親の保護がないと自身の生存に関わる。生物の本能として親の愛を得ようとする。

その立場の差を利用して子供にカルトを押し付けようとするのだから、エホバの証人の親も、子を洗脳する方向に指導するものみの塔協会も相当にたちが悪い。

宗教を信仰するか否かは子供の自由だというのが、エホバの証人側の意見だろうが、保護者という地位を濫用しての宗教押しつけは、強要以外の何ものでもない。

さらに、私の世代のエホバの証人2世の場合には「懲らしめ」という体罰が横行していた。エホバの証人の組織主導で親たちに子供のお尻を引っぱたかせていた。

痛みに対してはストレートに服従せざるを得ない。動物の調教と同じ。エホバの証人2世の子供たちは宗教の強要という人権侵害に屈せざるを得ない。

カルト宗教2世被害者の「逆恨み」、理不尽な現実から安直な方法で逃避しない

カルト宗教2世の賭け

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カルト宗教2世被害者の「逆恨み」、理不尽な現実から安直な方法で逃避しない

カルト宗教被害者の「逆恨み」

昨日までの記事でカルト宗教2世被害者のすべきことは、まずは自己の生還、楽しく生きている姿を見せること、最低でも「やめて良かったカルト宗教」の境地に至ることと書いた。

我々のすべきことは、暴力というその場限りの安直な復讐では決してない。その暴挙に向けるエネルギーを自身の生還に使い、それでもカルトに対してわだかまりが残ったら、というのが本日の話。

今回の安倍元総理銃撃事件の容疑者同様、私にも、ものみの塔を恨む気持ちは強くある。限りなく大きくシナイ山くらい。紅海よりも深い。しかしながら、その莫大な恨みは、あくまで私怨であり、傍から見れば「逆恨み」と言われちゃう。

カルトとは言え、正式に認可を受けた宗教法人であり、拉致とかテロとかはどちらのキョウカイも恐らくはやっていない訳で。

多額の寄付や時間を搾取されたのは、「お前の親が愚かだっただけだろ」と言われれば、ぐうの音もでない。こうなると、終末論とかで恐怖を煽り騙されていたとはいえ、カルト被害者の恨みは、しょせんは「逆恨み」。

カルト宗教”2世”被害者の場合も、「逆恨み」

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安倍元首相銃撃事件から考える、宗教2世被害者の復讐

元エホバの証人(JW)2世、もう一人の自分が起こした事件

安倍元総理が銃撃された事件。容疑者が特定の宗教団体に恨みがあったと供述していることで様々な憶測を呼んでいる。

容疑者が宗教2世であったという仮定で話を進める。

私も同じ境遇で、ものみの塔協会=エホバの証人(JW)という宗教の2世信者だった。このカルトのせいで家族は崩壊、私の子供時代は宗教を強要された悲惨なものだった。

今回の事件の容疑者は、私とほぼ同じ年齢。背格好も似ていて、取り押さえられる瞬間の映像を見ていると、まるでもう一人の自分を見ているような気すらしてくる。

宗教を恨み、世間をひがみ、世界を呪っていた頃。あのままの私だった場合。そのまま20年という時がたち、孤独と憎しみに満ちた人生に行き詰まったら。失うもののない、持たざる人間の恨みの発散。

私は、たまたま新しい家族に恵まれ、何とか社会復帰をしたものの、そうではない野垂れ死に上等という生き方を続けたまま、人生の後半に差し掛かろうとしていたら。

JWは政治とは結びつかない建前なので、特定の政治家の票田にも金づるにもならない。憤懣やる方ない感情の発散先は、今回の容疑者のように政治家には向かず、宗教そのものへ向かう。

近所のJWの王国会館という集会所や日本の支部本部がその矛先に。

もう一人の自分の可能性を見て、ゾっとするのと同時に涙が出そうなほどに容疑者の生涯に悲しみを覚えた。

宗教2世被害者が、宗教に対して復讐する方法

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ものみの塔、自殺者が復活しちゃうかも知れない設定の闇

ものみの塔、罪深い自殺者の復活匂わし

エホバの証人(JW)の教義で異常な点。自殺者にも復活の希望があるように匂わしていること。そもそも人間は復活などしないのだが・・・信者たちは復活を信じちゃってるので、これを言っても仕方がない。

私が子供の頃、エホバの証人を強制されていて、そのときは自殺は重罪で復活などしないという設定だった気がする。ところがネットで検索してみると1990年くらいの教団資料では、自殺者の復活の是非は神が決めることという設定に切り替わっている。

繰り返しになるが、自殺者だろうとなんだろうと人類は復活などしない。よってものみの塔の設定した創作話など、どうでも良い。しかし、現役信者、そして信者予備群で自殺者が身近にいる人々にとっては大きな問題。

彼らが帰ってくるかも知れない、再会できるかも知れない。きっと再会できる。復活する!と思い込んでしまう。そしてせっせと不毛なエホバの証人活動に打ち込むことになる。

人の弱みをついて、信者を増やす、信者をつなぎとめるための自殺者も復活するかも知れない設定を創作。これは罪深いよ。そもそも人間はだれ一人復活なんかしないっての。

墓がない日本のエホバの証人は復活しない

自殺者の復活教義は、何もかもを冒涜するもの

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邪(よこしま)な人間が生み出した禍々しいエホバ、人違いの神様

元JW、自分の判断を正せないのは危険

昨日の記事で書いたカルトから完全脱却できていない元JW氏のブログ。ブログ主は、自分は常に正しい。自分だけは判断を誤らない。自分が最も賢いと思っている。ゆえにカルトの餌食になる。隙だらけなので。

エホバの証人内でも浮くパターンの人。私の子供の頃にも、似たようなエホバの証人の信者がいた。頭が良いのか悪いのか、それとも単にこだわりが強いのか、しかも枝葉末節に。そして、人の意見を全く聞き入れない。

エホバの証人に染まらず、逆にスゲー奴かなと思ったこともあったけど。それならば最初っからエホバの証人に一切関わらないのが、正解。

結局、居場所を必要としていて、その性格ゆえになかなか世間じゃ認められないものだから、来るもの拒まずのエホバの証人組織に流れ着いた。

そして、自分の選択だけは常に正しいと盲信しているので、エホバの証人に関わったのが過ちとは思えない。悪いのはエホバの証人組織内の人間なんだとなる。

汚れた人間が禍々しいエホバを生みだした

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元エホバの証人2世の宗教観、妄信と暴走の果ての信念

反エホバという宗教観による暴走

昨日までの記事で、反エホバは私にとって宗教だと書いた。この反カルト思考はもはやカルト。同じ穴のムジナ。毒を以て毒を制す状態。自分でも危うい妄信・暴走の観もある。

とはいえ、エホバの証人組織=バッドだけはまかり間違えようのない真理。濃淡こそあれ方向性は正しい。

エホバの証人2世の私、かつて10代の頃の自我の芽生えと分裂の危機を救ったのは、この反エホバ思想。反ものみの塔思考が10代後半の私の自我を再統一した。

この固い信念で私は突っ走る。エホバが創造主だろうが何だろうが関係ない。一瞬を、刹那を全力で生きるオレの邪魔をするなと。

ものみの塔の洗脳下にあった私は、終末ハルマゲドンの勃発を信じていたので、刹那具合はさらにマシマシ。20才まで生きられるのかは不明、童貞のまま神に滅ぼされてなるものかとひたすらに励んだ。

元エホバの証人2世の宗教観

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『一九八四年』~塔から与えられればどんなに愚かしいことでもそのまま信じられるJW

ものみの塔による歴史の改竄と情報操作

今読んでいる本、ジョージ・オーウェルの『1984年』。

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全体主義の仮想独裁国家に牛耳られる国民。体制は、過去の記録を漏れなく、惜しげもなく改竄する。結果、女性たちは魅力のない存在に。まるで人形。抱いても無反応。

この構図はまるでものみの塔とJW(エホバの証人)。

ものみの塔も過去の過ちを闇に葬り去ろうとしている。

初代ものみの塔協会会長のラッセル君の墓、この盛大なピラミッド型のモニュメントは2021年に撤去された。かつて組織ぐるみで子供に体罰を加えまくったことも無かったことになっている。数々の終末預言の大ハズシも気のせいということに。

古い文書の処分を進め、証拠隠滅に余念がない。これは情報操作と歴史の習性を行う独裁国家に酷似。

情報操作による信者のマインドコントロールはものみの塔の専売特許。外から見ればものみの塔はおバカなカルトに違いないのに、内部にいるとそうは思わない。

信者に届く情報にはフィルタがかけられている。外部の人は皆、悪魔サタンに操られているとエホバの証人たちは思い込まされている。だから「自分たちエホバの証人たちのことを悪く言うんだ」と思考をコントロールされている。

輸血拒否したり、ろくに働きもしないで、復活だ、永遠だと言っていれば、そりや変人扱いされてしかるべき。エホバの証人は自分自身を全く客観視できていない。

エホバの証人は楽園での永遠の命という大ウソに惑わされている

塔の言いなりになるエホバの証人

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